Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE- 日本武道館

昨年に続き参加。
前回は、出てくるアーティストのほとんどが、アニメロに加えて自分のオリジナル曲も歌い、アニメロライブといいながら、その実「アニメロアーティストの為のライブ」といった印象で、今一つ乗り切れなかった。しかし、今年は、アニメソング率が上がり、昨今のアニメの流れも考慮されていたりして、本当の意味での「アニメロライブ」になっいたように思う。
そんな中での今回の目玉は、やはり「あの3人」だろう。中盤の目玉として登場し、「あの曲」を一曲歌っただけだったが、盛り上がりは最高だった。いや、違う。この一曲をしっかりと受け止め様としているのか、会場には何処と無く緊張感すらある感じだった。3人のダンスも完璧で、想像以上の物を見せてもらった感じ。後藤邑子、やれば出来るじゃんw。9月のゲームショーの恒例ライブではその凄いダンスを再現して欲しい。
なお、私的に、このライブの一番の見所は、キャリアも実力も持ち合わせたタレントを多く抱えた「ジャムプロ王国と、歌唱力とルックスで他を圧倒するカリスマを持つ「水樹奈々女王国」の一騎討ち、だと思っている。昨年は、水樹奈々が美味しいところを全て持っていった印象だったが、今年は音響に格差があり(JAMにとっては低音が利いてバランスが良かったのに対し、水樹には音量が大きすぎ迫力の有る高音が完全に割れていた)、盛り上がりからいってもJAMが勝っていた感じだった。水樹奈々には、せっかくのトリなのだから、後一曲「BRAVE PHOENIX」も歌って欲しかった。
他の印象深かった人としては、終盤に登場したALI PROJECT石川智晶。思い入れのある作品、作品自体が大きい物などの主題歌には、やはり力を感じる。今回のライブもかなり頑張っているが、もっともっと企業の枠を取っ払い、話題の曲を集めて純粋なアニメロライブを企画して欲しい所。