平成18年度富士総合火力演習 陸上自衛隊富士演習場

イベントはイベントでも、ミリタリー系イベント。(w)
友人から誘われ、滅多に無い機会と思い参加。それなりに僻地への遠征なので、前日のライブ後、その友人宅に泊り込み。とはいえ、共にライブ鑑賞した者どうしテンション上がりまくりで、声優系ライブDVDを見たりしている内に寝る時間が無くなったり。ほとんど寝ずに参加。
演習は約2時間程度。その時間内に一通りの兵器を紹介する為か、各兵器の活躍は割とあっさりめ。しかし、その火力の迫力たるや、やはり聞くと見るとじゃ大違い、凄いものだった。
耳をつんざく轟音、肌で感じる爆風、燃え上がる煙と炎。あくまで演習としてやっているので、完全な安全策がとられ、それでいて見栄えの良い演出も加えているはずなので、どこまで本当なのかは判らないが、それでもやはり凄かった。
ここで紹介されている道具は、全て人間性を真っ向から否定するもの。人が営む文化とか、知性とか、感情とかを、根こそぎ刈り取ってしまう力だ。こういうものを見るにつけ、戦争がどんなに悪であるとされても、決して無くならない理由も判る気がする。
当日は天候が若干悪くて視界も悪く、航空機がらみの演目も中止など、残念なところもあったが、見る価値は充分にあった。こういう存在が世の中に存在する事を心に刻み付けておく為にも、また、機会があれば参加したいもの。