六鬼神と脱げビーム

結界が停止した事によって復活した6体の鬼神。これは元々学園地下に石化封印されていたものを利用しているらしい。ナゾのシスターが目撃したのもこれだったようだ。しかし、そうなると、この鬼神は超が建造したものではないわけで、その力は田中さん等とは全く異質のものであるはずだ。魔法先生側もこの鬼神が甦った時には生徒を引かせるべきと言っており、つまり結界が解かれ、鬼神が復活した時点で戦争ごっこは終了するはずだった。それなのに、依然作戦を続けてしまっている。結果としては、鬼神の吐いたビームも特太の脱げビームであった為に大事には至らなかったが、この作戦続行は、大勢の生徒を生命の危険に晒すという、魔法先生側の重大な判断ミスだったといえよう。それにしてもこのビームも脱げビームであったという事は、超が人に危害を加えない為にあえて修正を加えていたのは明らかだ。そう考えると、田中さんの脱げビームが出力不足という以前のハカセの説明も疑う必要があるようだ。元々、危害を加えずに武装解除だけを行うビームを開発していた、とした方が正しいように思える。魔法先生達が鬼神を押さえこみ、それを見た龍宮隊長が動き出す気配を見せている。この後は、ついに主力同士の戦いになっていくだろう。