天元突破グレンラガン 1話

アニメーションとしての作品の魅力を存分に発揮しようと、あらゆる方面に力が入っていて、その力み過ぎ具合が一種の芸と言うような作品なのかもしれない。「男の生き方」とかを大上段に構えてみせて、それがギャグのようでありながら実は真剣だったりするというガイナックスで良くある芸風も、逆にこっぱずかしいのだが、力の入った作りの作品は、それだけで見るものを引きつける。SF的な仕掛けがどれだけ効果的に描かれるのかだけでも興味をそそる。