魔法先生ネギま! 173時間目 endless death study

たのむよ、ほんと泣かすなよ〜。
私の中では明日菜の生立ちは絶賛妄想中。そんな時にこんな屈託のない笑みを、それも、今まで出会ったクラスメイト全員の過去を飲みこむかのような、慈愛を内包している笑みを見せられると、ほんと堪らん。
ここでの感情移入先は、実はエヴァ。けれどもこちらはエヴァみたいに心を凍らせている訳ではないので、その明日菜の言葉がエヴァの立場に立ったままストレートになだれ込んで来る。
…やめてくれ。あのエヴァ様ですら焦りを禁じえないほどの言葉だぞ。いや、実際には、この言葉と同じモノは既に以前109時間目にもエヴァにぶつけられており、これは今後何度でもぶつけられていくのだろう。そして、それがいつかエヴァの凍った心を打ち破るであろうと、信じる事すら出来る。その時の事を妄想するとさらに泣けて来るんだよなあ。
・・・ああ、なんだかよく分からない事を書きなぐってしまった。いかんいかん。
今回は、ネギパーティメンバーの修行を描くと共にそのパラメータを整理する回でもあった。まあ、136時間目の強化版といった所か。
木乃香は自身の治癒魔法を強化中だが、それは今の所小さな傷しか治せない。アーティファクトを使えば、どんな傷でも治せるが、それは3分間に限られる。とはいえ、彼女の場合は以前無意識的に刹那の深手を治した実績があるので、緊急時には頼りになるだろう。なにはともあれ、一番強化されているのは、刹那を翻弄する力である事は間違いない。同姓の親友を翻弄する悪女・・・w。やはり、この黒っぽさは藍ぽんの気配を感じるなあ。また、口元だけ切りとって描写する赤松健も狙いすぎ。エロ過ぎるw。
翻弄された刹那は、最後には木乃香の着ていたメイド服を着せられてご満悦。そのまま雪山まで行っちゃうし。きっとその日は着替えることなく、木乃香の香りに包まれて幸福感を味わうんだろうなあ。
なお、アデアット時に衣装も幾つか登録可能という設定が加わっている。これからは変身魔法少女モノとしての要素がより強まる事になりそう。この時刹那がメイド服を着せられていた事から、千雨の自由にコスを創造できるものとは違い、一度着たものだけを登録出来るのだろう。つまり、木乃香は麻帆良大戦時のコスを、刹那はメイド服を登録済みという訳だ。
くーの修行も順調。既に彼女は「気」を使っていたはずが、それはあくまで無意識下、通常人枠内であったと言うことらしい。それを自覚的に修行する事で一般人の枠を超え、刹那や楓と同レベルまで追い付く事が出来る状況にあるようだ。同じ気の使い手として、刹那は対魔の技、楓は撹乱戦を得意とするならば、くーはあくまで破壊力の向上に期待がかかるところ。明日菜との組み合わせ戦闘に更なる効果が期待できる。
いやほんと、このような各キャラのパラメータの増加を見るにつけ、TSGの楽しさを連想する。考えてみれば昔のエロゲのTSGとかって、ハーレム設定が多かったし。・・・そうか、「ネギま!」ってDALKだったんだ!(好きだったなあ、あのゲーム。いったい地下何階まで潜った事やら。)
パルの修羅場については、なんだか既視感ありまくりw。やっぱそうなるよねw。
夕映とのどかは、下心満々(w)で教習過程をクリア。そうなると、もう夕映は実戦で使用可能な技まで今一歩と言うことか。とは言え、まだまだ「ままごとレベル」であるのも事実。この二人に関しては、別方面から爆発的な成長が見られる事を期待したい。
そして、朝倉、さよ、茶々丸、千雨も登場。「ご依頼の肉」って内部から連絡は可能なのだろうか、謎だ。
さて、問題のオコジョセンサー表だが、これはもう、少なくとも順位はほとんど分かっている状態と言っても良いだろう。今別荘内に居るという限定が嬉しい。(とは言え、一番下はエヴァの事?スペル違うし。もしエヴァならば、という前提だが)
名前の見えている人間(ロボ含む)を除くと、その他はたった4人。その4人の数値も後ろの方が見えている。その内、最高点がのどかであるのはほぼ間違いない。その数値と同じか、1点低い人物は夕映だろう(多分同点と思われる)。そして最高より1点だけ低い人物だが、これは多分明日菜。上位二人に匹敵する点数なのに色=「エロパワー」の面が低い所がポイントだ。
そして、その下は一人しか居ない。なんとくーである。茶々丸と同じ40点代としても、これはちょっと驚き。前回のランクからすると各段の上昇だ。これ以上のランクに入ってくる可能性のあるクラスメイトは、現在いいんちょしか居ないだろう。(まき絵は前回の時点でも茶々丸の下である)つまり全クラスメイト中「ネギ君好きベスト5」に入っているかもしれないという事だ。
しかし、実際の所、くーの内心を読んでみると、これは決して意外な事ではない。麻帆良祭において、自分の親友=超の幸せを託す相手としてネギに信頼を寄せ、そしてネギはその信頼に立派に応えてくれた。麻帆良祭全体を通じて、くーはネギに対する見方を大きく転換したキャラの代表格といってもよいだろう。そのあまりにも緩やかな流れに見落としがちだが、くーのネギに対する意識の持ち方は劇的に変わっていると言ってもよいのかもしれない。未だ自身は自覚が無い様で、なかなか表情からも掴み辛いが。とにかく、そんな恋愛に対して素朴そうなくーが、「意中の人としての」ネギとパクティオーするシーンを今から想像すると、それはもうかなり萌えそうだw。
(追記:ネットを見るとこの表については既に詳細な検討が為されていたらしい。エヴァ対象外は確定、想定できるのは茶々丸の姉。ただ茶々姉を入れるのならばチャチャゼロも入ってくるような気がする。多分女の子設定のはず。すると両者とも低いはずなので、齟齬が生じる。となると、やはりゼロを外す必要があるが、その理由は異世界に居る為?しかし、そうとなると、同じく明日菜も外す必要も出てくる。なれば茶々丸は4位という事?しかし、茶々丸の「色」=10に見えて、「色」=9の4位とは違うっぽい。後一人誰かが居るような。となると、女子限定が外れている?つまり…、コタローがベスト4内に。実際に彼の好意度を想像してみると、…結構高そうなw。)
そして、明日菜とエヴァのからみ。これはもう今はこれ以上言葉で言うつもりは無い。
あえて言うなら「エヴァ様、最初から師匠やる気満々だったんだじゃない」という事くらいか。後は、明日菜のゴスロリ化には大いに期待だ。
最後は運動部4人組。ともあれ、まき絵、新体操選手がそんな無茶をしてはいけません。亜子は身近なトレーナーとして大切な選手の体をしっかり管理するよう、気を使ってあげるように。