RONDOROBE 2007 十五周年漂流記 東京厚生年金会館

このイベントのだらだら感はいつもの事だが、今年は特に感じたり。
特別なステージ企画を立てず、声優やプロデューサーをただ立たせて作品紹介をする。それがだらだらと続けばさすがに眠くなる。いつの頃からかしっかりと料金を取るようになったのだから、もう少しステージなれした司会を立てるとか、しっかりとしたステージ企画で客を喜ばせるとかの、「あたりまえ」の心配りが欲しいものだ。
今回、このイベントを終えてこんなダウナーな感想を書いてしまうのには、今後の展開に魅力を感じるものがなかった事が大きいかもしれない。ロンドローブが「萌え」とか「メイド」とかで一山あてたのは分かるが、それを一体いつまで引きずるもりなのだろうか。全く新しい方向性という物が見えてこない。どこかの二番煎じとしか思えない企画ばかりをクローズアップしてないで、自身の中で「これは」と自信の持てるものをしっかりアピールするくらいの矜持は持っていて欲しいものだ。
途中にステージの挟まれた企画、「カノッサの屈辱」は面白くもあったが、メーカー視点からの身勝手な嫌らしさみたいなものを感じたり。(そう言う意味で面白かった?)
声優を一度に見れたのはまあ嬉しかったが、特別パフォーマンスがあるわけでもなく、結局は宝の持ち腐れ的展開。
とにかく、時間の長さを感じさせるイベントだった。