NANA MIZUKI LIVE MUSEUM×UNIVERSE 水樹奈々

休日を使っても、全部見る事はかなり困難。ｗまずはUNIVERSEの方を。
夏の夜の夢というか、野外である事が本当に素晴らしい効果を見せている。水樹奈々自身、汗だくでライブを遂行し、本当に熱いライブであった事が如実に分る。ある意味、水樹奈々ライブ史上最も情熱的なライブと言えるかもしれない。
野外ライブである以上天候にも左右されるわけで、運もなければならない。その点、水樹奈々にはそれをクリアする資格が有ったということだろう。このライブは水樹奈々にとっては通過点であったかも知れないが、そのチェックポイントとして実に印象深いライブで有ったといえる。今思い返しても、その場の熱気の凄さに圧倒された記憶がある。
さて、次は「現状において」最頂点であるMUSEUMにかかるとしようか。

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MUSEUMの方も。
やはり映像的に観客の迫力が凄い。カット割りがかなり細かいが、これはやはりジャンプの振動が凄すぎて、長尺を使えないからだろう。セットの上と思われる舞台後ろからの映像などは、セットの振動をモロに受けて凄いぶれが生じている。有る意味凄い迫力だ。
この時のこの長時間のライブを遂行した水樹奈々自身凄いと思うが、あえて細かい点に注目すると、彼女のコスチュームとして最もお気に入りのライブでも有った。彼女最大の魅力は当然その歌声だが、それ以前に視覚的にも充分魅力的だ。その小さな肢体は本当に少女的であり、彼女の強力な武器と言っても良いだろう。今回のコスチュームはその少女としての容姿を実に効果的に表現する物になっていた。その少女的な存在からあの迫力の有る歌声が発せられるギャップも、水樹奈々ライブの魅力といえるのかも知れない。
そして、やはりアリーナを埋め尽くす観客の振る、統制の取れたサイリュームの海。もう、本当に凄い映像だ。
水樹奈々にとって最高の映像であると共に、現状、声優界においても最高の映像かもしれない。