『オタク論!』出版記念トーク 唐沢俊一×岡田斗司夫 ロフトプラスワン

岡田斗司夫のオタク論イベントは、出来るだけ参加したいと思ってはいるが、なかなか最近は機会がなく、久しぶりな感じ。そして、暫くぶりに見た岡田斗司夫はとても痩せていた。
おそらくあれが健康体だとは思うのだが、なんだかひどく弱弱しく見えてしまう。太ってない岡田斗司夫岡田斗司夫じゃ無い、というか「オタクじゃない」とか思ったり。本人も「いしかわじゅんに絶対言われる」とか言っていたが。
で、実際に岡田斗司夫トークを聞くのだが、それが本当に弱弱しく感じたのには少しへこんだ。「今後のオタク」について語っていたとは思うのだが、トータルしてみると「オタクじゃなくても良い言い訳」を延々と聞かされていたように感じたり。これからのオタクのあり方として、「ブログの書き方」とかも指南していたが、それって全然オタク関係ないし。単に自己顕示欲を如何に満たすかという話だし。ちなみにその論は「連歌の発句になるべし」というもの。自分で論を完結させるために長文書いても誰も読まない、という話。話題を振って出来るだけ自分の意見を入れないと良いとか。・・・そんな事分かってはいるけど、したくはないよ。
変わって唐沢俊一はというと、これが全然元気。最近ようつべにはまっているとかで、過去の映像が詰まった玉手箱だと大絶賛。やはり面白い物を見つけたオタクは最強といったところか。
二人の対談でめぼしい話としては「しょこたんはガチ」くらい。
ともあれ、大学講師として貫禄が付いたものの弱弱しいオタクになったキングの事は気がかり。オタクとして何か新しいものを見つけて元気になってほしいところだ。