「オープン・ギートステイト」〜文学の未来、僕たちの未来〜 ロフトプラスワン

前々から東浩紀という人物には興味を持ってはいたものの、そのひととなりを知るほどではなかった。だから、今回の「沢城みゆき」というご褒美のついたイベントは正にちょうど良い機会と思い参加。
非常に攻撃的で、自身の高度な言語と知能をいかに活用すべきか、常に模索しているかのような人だった。頭の良い人はそれだけで大変なんだなあ、とか一介の凡人には思えたり。
ギートステイト」は、ネット発信の未来小説のようだが、詳細は不明のままw。基本は未来学っぽい気もする。これでエンターティメントと両立させるのは難しいだろう。未来観測に関する話はとても面白かったが、それも基本的には思考実験でしかない訳だし、本人達も十分それを理解しながら話しているし。
そんなかなりカオスな企画に少しでも彩を添えようというのが、沢城みゆきがCVを務めるボイスドラマの企画らしい。
で、満を持して沢城みゆきが登場したのだが、これが一寸した衝撃。
沢城みゆきがすげーいい女になってる。艶っぽいというか、なんというか。オタク系イベントでは少女的なものを求められるからか、どこと無く野暮ったい印象が強かったのだが、今夜の印象はまるで違っていた。いや、つまりいい女に「なってる」訳ではなく、これが彼女の本来の姿なのだろう。東浩紀も完全にデレデレで、「神」とすら称えているしw。その気持ちはとてもよく分かるw。声優の演技として、最近の彼女の活躍は本当に凄いものだし。
良いものを見せてもらい、満足のいくイベントだった。