魔法先生ネギま! 188時間目 強いぞ、ネギ・パーティ!!

ハイレベルバトル続行。
さすがに、こんなハイレベルの戦いに、にわか修行程度で入り込む事は出来ないようだ。結局、先週倒されたパーティ最大戦力達が復活して戦うことに。
刹那は、木乃香がフェイトの標的になった時、根性で復活。やはり二段変身「翼形態」を持つ者は強い。翼を出す事にも躊躇せず、剣も取り戻して最大能力でフェイトに対抗することに。それにしても、猫耳給仕服はコスとして完全に定着したよう。これはめでたいw。
コタローは、アーニャに回復してもらったようだ。さすがに彼の実力だと、手錬相手ではハンデ無しで負けてしまい、自身では復活できないという事かも。
それにしても、この緊迫した状態で自分のやるべき事を見出せるアーニャも、なかなか腹が据わっている。ネギに対して強い期待をかけるだけあり、彼女もあの悲劇が元で、強い心を培ってきているようだ。
楓は、封印呪文のようなモノから自力で抜け出したらしい。やはり、あのアルとの超バトルから考えて、彼女が手も無くやられるはずが無い。ていうか、「死ぬところだった」とか言っているので、本気で殺そうとする魔法だったようだ。そんな術から逃れる楓は、やはり凄い能力の持ち主だ。楓と隊長のどちらが強いかという謎があるが、勝負事としてではなく純粋なスペックとして考えると、やはり楓の方に分があるような気がしてくる。
それにしても、フェイト・パーティのメンバーの内、楓が相手をした長身黒衣の人物は、一番洒落の利かない危険人物っぽい。楓が相手で運がよかったと言えるだろう。
くーは、フェイトと刹那の戦いのドサクサにまぎれてフェイトに一撃を与えるという金星を。その威力は以前と比べ物にならないほど上がっているようだが、それでもフェイトにはダメージを与えられない。
そんな超人バトルの中では、例え明日菜といえどもまだまだ手出しできない。結局明日菜は誰にも攻撃を加える事ができない。ただ、彼女の魔法無効化能力だけは、絶対の安全圏として機能する。懐に入られなければ、明日菜の周囲こそがパーティの拠点となるだろう。案外、明日菜は前衛よりも後衛防御が似合っているのかも。
そんな明日菜に守られつつ、木乃香の治癒魔法が発動。
彼女の唱える祝詞はあの短期間の修行によって得たものなのだろうか。その舞い踊るしぐさからすると、子供の頃から神社の巫女として仕込まれていたものを活用しているのかもしれないと思ったり。けど、祝詞の内容が少し剣呑なような。自分の魂を神への捧げ物にする言葉に読み取れる。大祓の祝詞として、定型的なものなのだろうか。気吹戸は風の神、祓い神として合っているようだが。幽体離脱して舞い、ネギを抱きかかえる姿は神秘的にしてエロスw。傷が再生する瞬間の描写もなかなかリアル。ともあれ、ここが今回一番の見所だろう。輝く光の群れのようなものは一体なんだろう。ネギの出血した跡も穢れとして消してしまっているようだ。
それにしても木乃香さん、ネギを後ろから抱きかかえているのかと思ったら、最後には前から顔を寄せるように抱きついていたり。さりげなく積極アピールしているところが彼女らしいw。
そんなこんなで、なんとか体制を取り戻したネギパーティだが、実際にはそこまでがやっとの状況。
ゲート内(吹き抜け内部の事らしい)は、外にいるマクギネスにも感知できない程の結界が張られている。これは誰の手によるものなのかは不明。もしかしたら、フェイト一味の小柄な奴の仕業かも。この人物は戦闘には参加せず、ゲートの破壊活動をしていたようだ。
月詠を思わせる二刀剣士は、明日菜を知っていた。問題は明日菜を「姫」と呼んだこと。どうやら明日菜がアスナであった事を知っているようだ。となると、月詠ではないのかも。月詠との関連も捨て難いし、かなり謎めいた人物になってきた。
フェイト一味の目的はこのゲートの破壊活動。結局ネギはそれを止める事はできない。行きがけの駄賃にフェイトに拳を入れられ(結構根に持っていたようだw)、フェイトはその目的を実行して去っていく。
魔法によって粉砕されるゲート内部。ネギ・パーティ及び運動部4人組の安否が非常に気がかり。運動部は戦闘をしっかり見てしまった。図書館組は、観覧階に留まっていたので大丈夫だろうか。朝倉とさよも一緒に居たようだ。
ともあれ、ネギ達は、魔法世界に来て早々、もう一つの課題を与えられてしまったという事になるだろう。
ネギ達のタイムリミットは夏休み期間だけだ。現実世界に帰る道は、他に残っているのだろうか。
・・・やはり、帰り道は「あそこ」かな?w