そして、改めて超の計画を考える

フェイト一味の目的がゲートを遮断しての人間界の征服だったとする。その場合、それを阻止する方策があるだろうか。
一番の方法が、その魔法世界の上層部に潜伏している勢力を根絶やしにする事だが、それをやるには魔法世界に精通していなければ無理な事だろう。
超はこの時代に来た未来人だが、魔法世界へ行く方法すら見出すのは難しかったと思われる。それでもなお、この「人間界征服計画」を防ぐ、いや人類にとって不幸な出来事にしない方策を考えたのかもしれない。
もし、「人間界征服計画」が実行されたとしたら、その後ゲートが回復した時に起きる事は、人間界と魔法世界との戦争だ。そこで戦争に勝ち、魔法世界を手に入れることまでが、フェイト一味の計画なのかもしれない。
この「人間界征服計画」は、魔法世界という勢力があまり人間界に干渉していない、という現状を利用していると言える。
ならば、強制的に魔法世界と人間界との交流を深めておけばどうか。大きな混乱は生じるだろうが、人間界に偏った勢力が蔓延る事は避けられるだろう。超の目的は、そこにあったのかもしれない。
そして、彼女が満足して帰った理由は、それとほとんど同じ危機的な状況の中で、その危機を跳ね返したネギの存在を見て、彼にたくそうと感じたからなのかも。
・・・少し推測を重ね過ぎかw。