ニッポンサブカルチャー・スペシャルトーク 第3夜「アニメ夜(裏)話」 富士ソフトアキバプラザ 2F アキバシアター

なにやら、奇妙な組合せのイベント。どうも「アニメ夜話」関連のようなのだが、何故だか今野宏美藤田咲という今をときめく若手声優二人を迎えている。なぜだが活弁士の坂本頼光もいる。アニメ夜話としては氷川竜介しか関係していない。一体どんなイベントになることやらと、興味津々。
会場は富士ソフトアキバプラザのアキバシアターという、妙に綺麗な場所。利用規約を見て驚いたのだが、ここを借りるだけで一人頭2500円はかかる(81席で4時間20万円)。なんて豪華なイベントなんだw。
参加していた人は、「当然」声優ファンが大半だったろう。この手のイベントに参加慣れしているので、情報が出た時点でその手で瞬殺したはずだ。
で、内容はというと、はっきり言ってバラバラ。早い話、アニメの話であれば何でも良い、とばかりにゲストを寄せ集めた印象だ。けど、藤田咲はアニメというよりもボーカロイドDTM)の話が中心だし、坂本頼光は漫画より。どう転んでも、アニメの話の中央の部分に転がっていきそうに無いメンツだw。
結局、氷川竜介が題名どおり「アニメ夜話」の裏話をする時間が多かったのだが、これは興味深くはあるものの、シチュエーションとして、こんな所でこんなゲストを隣に遊ばせてやるべき物ではない。どう考えても新宿歌舞伎町のあの場所でやるべきトークだったと思う。
そして、今野宏美が「らきすた」の実写パートやイベントの裏話を少しと、藤田咲初音ミクの収録裏話を少し、そして坂本頼光水木しげるへの熱い想いを語っていた。彼は前座として「とても素晴らしい」活弁つき自作アニメを披露もした。
内容は「裏話なので心のブログに書いて」とのこと。
それなりに楽しめたが、とても奇妙なイベントだった。