東京国際アニメフェア2008 東京ビッグサイト

二日目。一寸だけ気合を入れて少し早めに向かう。とは言え始発であってもメイン以外のステージ整理券取得は不可能だったよう。あくまで最初のステージに間に合うよう入場するために、2時間以上待つ必要があった。

今日は、あまりの人の多さに、行きたい所に重点を絞り、お遊びで移動しない事にした。もう、全ての道が人の交通渋滞でえらい騒ぎだった。メインステージ方面は、前日よりも更にガードが厳しく、覗く事もできないようだった。だから、一体何の為にイベントを開催しているのかと。観客のフラストレーションをつのらせて、何が楽しいのだろう。メインステージに入れない分、何か元を取ろうと多すぎる観客は狭い会場内を巡回する訳で、結局どこもかしこも凄い有様だった。
考えてみれば、去年の時点でかなりの混雑だったのに、今年の会場が広がっていないというのは完全に主催者の手落ちだろう。結局、昨年比2割増(一般2日目は3割)の観客は、もう完全にキャパを超えていた。おそらく、それを察知して混乱を避ける為にメインステージに壁などを巡らすような真似をしたのだろうが、それは「最低限事故が起きないようにする」程度の意識でしかなく、観客の期待は完全に置き去りにされている。そういった点では、結果的とは言え、開催者として最悪の態度だったといえる。
もう既に次の開催も決定しているようだが、もしまたこの会場の広さでやろうとしているのだとしたら、それはもう、失敗はほぼ決定だろう。今年ですら限界を超えていたのだから。もしやるとするならば、最低でもワンフェス程度の広さを確保し、もし予算的に苦しければ入場料金も2000円とかにすべきだろう。ガイドブックつきでw。
一回目から参加しているイベントであり、毎年その嬉しすぎる内容を満喫させて貰っている者としては、このイベントの規模が年々大きくなる理由は良く分かる。それだけに、今後もそれに見合った規模の開催をして楽しませて欲しいものだ。