魔法先生ネギま! 212時間目 百キロ箒ラリー、ポロリも危険もアリアリよ(ハートマーク)

夕映ブレイク真っ最中(^^)。

  • 脱がし合い

レースは街中もコースに入っているのか(^^;。女子校だから良い、とかの次元の話では無いではないかw。しかし、魔法使い同士の喧嘩など武装解除が基本だし、案外こんな脱がし合いが魔法世界では一般的なのかもしれない。(本当か?)

  • 始動キー確定?

「スキ・スキ・ダイスキ・ネギセンセ」ではなかったかw。ついに夕映が始動キーを唱える。
「フォア・ゾ・クラティカ・ソクラティカ」。
意味的には「ソクラテス以前の哲学者とソクラテス」ひいては「哲学の根源よ」といったところか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9%E4%BB%A5%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6%E8%80%85
やはり儀式とかしたのだろうか。夕映らしく哲学にこだわっているとは言え、意味的には哲学以前、つまり神話など超自然的なものの解釈も含む。(科学への分離を目指している)正に現象を心で実現化する魔法に通じる言葉と言えるだろう。記憶喪失中のものとは言え、夕映らしい始動キーだし、これで決定だろう。

  • 健闘

脱がし合いにがメインぽいが、今回結構細かい戦闘描写を見せている。
まずは、コレット&ユエvsフォン・カッツェ&デュ・シャ。後でわざわざせんせーに解説させるほど細かい。
魔法障壁の配置を斜め(円錐状)に配置する為、大小の魔法陣を発生させているようだ。コレットが障壁を張っているようだが、せんせーが見抜いているように、これは夕映の知恵だろう。今後、夕映が魔法戦闘をする時どのような細かい技を繰り出すのか、期待が膨らむという物だ。
因みに、夕映はネギと同じ風花=風系だ。最初から風系を使っていたし、記憶を無くしてもそれは続いているようだ。
対する黒いいんちょは氷系。無詠唱も使えるらしい。得意満面な所からすると、やはり無詠唱は難しいのだろう。まあ、三本の矢を放つ、既に実務にもついている秀才・愛衣ほどではないのかもしれないが。
夕映のプランAは、防御に煙幕を混ぜ、そこから襲うと見せかけて、後ろに廻るという三段構え。無詠唱が無ければ、挟み撃ちで相手に打たせるつもりも無かったのだろう。
書記ちゃんはお付きの者でもあるらしい。貴族が我が子の教育の為に、優秀な子供を学友=しもべに付けるようなものだろう。彼女の放った魔法も武装解除魔法なのだろうか。夕映が反射的に魔法で避けているところを見ると、威嚇系の小魔法だろう。

  • 謎の学長

かなり重要人物っぽい登場を・・・w。しかし、これは結構重要なシーンかもしれない。
実際の所、ネギま!において、ある程度高位な地位を持つ女性は、今までに登場した事が無い様に思う。高位なはずの木乃香の母も結局姿を現さなかった。しかし、魔法には、「魔女」という言葉があるように、男女平等以上に女性的な側面がある。女性=魔術的なものだ。そういえば、あのマギステル・マギの像も女性だった。魔法使いの権力者に女性が多かったり、魔法世界の構造が母権的なものだったりする可能性は否定できないだろう。このシーンはその最初の人物の登場になるのかもしれない。

ネギの最後の敵は母親(2007/1/18)

それにしても、一体何者なのだろうか。一番最初に思い付くのがネギの母だが、そう容易く出てくるとも思えない。というか、クラスメイトの誰かの母としてもそれ以上、案外歳をとっている様に見えなくも無い。もしかしたらネギの祖母に当たる人なのかも。父母どちらの系統か、とかも想像出来ないが。

  • 生ナギ

まるで白いいんちょの様な黒いいんちょママ(ややこしい)。親がのんびりしていると子はしっかり育つという見本か。しかし、エミリィは母の遺志(違)を継いで、立派にナギ命になったようだ。
というか、エミリィママ、FCナンバー二桁となるとほとんどFC設立者の身内に近い人だろう。出資者として金でナンバーを手に入れただけなのだろうか。生ナギに会っていなくても、ナギの身内に会っているとかの可能性もある。つーか、そもそもこのFC誰が設立したのだろう。案外大きな設定が隠れていたり。
あと、トリスちゃんも実はナギファンらしい。結構内心では燃えているのかも。

  • 覚醒

夕映の魔力の高まりと共に、真っ白だったパクティオーカードが蘇る。
どうやら、パクティオーカードの特性として記憶を失うとカードの絵も消えてしまう様だ。カードがその所有者の心と通じているとするならば納得できる設定だ。というか、無意識の内に手元に戻る能力といい、カードと人のリンクはかなり深いのだろう。

パクティオーカードという存在を改めて検証する(2007/9/30)

夕映の魔力の高まりのきっかけは、夕映自身が継続的に高魔力を使い続けたからだろうか。魔力の流れによって記憶を上書きした忘却魔法が除去され始めたのかも。一度きっかけがあれば、ネギからの魔力供給が開始され、さらにその流れが強まったと考えられる。
パクティオーの効果として、どんなに離れていても魔力供給は可能らしい。魔力供給は、カードで生死が分かるのと同程度の深い繋がりなのだろう。つまり、この魔力供給こそがパクティオーという「人対人」の関係の基本と考えられる。対して、カードにも主従の対があり、片方が死ぬとどんなに離れていてもそれが伝わるとか。範囲が限定される念話や召喚は、その人対人の関係にカードで追加される機能と考えればよいのかもしれない。
また、パクティオーカードの中でもアーティファクトになるものをアーティファクトカードと呼ぶようだ。それは選ばれたものにしか与えられないというのだから、より上位カードという事になる。さらには、そのアーティファクト能力にも大小があるようだし、世界図絵は高価値の部類に入るだろう。ネギがどれほど優秀、かつ大盤振る舞いをしているのかが窺える。
これは一種の貴種流離譚と言って良いだろう。エミリィにとってネギ=ナギは神にも等しい存在であり、流れ者で落ちこぼれのユエが、実はその神のしもべ(自分が就きたい地位の者)である事を後に知る事になるのだから。
麻帆良学園の制服を召喚する夕映。ゲートポートではおそらく私服だっただろうから、カードに制服を登録していたのだろう。案外生真面目な彼女らしい。ただ、そこにバッヂが付いているのはご愛嬌。もしくは、アデアット能力として近くに存在する物をある程度心で制御できるのだろうか(でなければ、服の着替えなど出来るものでは無いし)。
麻帆良学園制服を暫くぶりに見ることが出来て、何だかとっても感激してしまう。
何はともあれ、もう夕映の記憶が戻ったと考えてよいだろう。よかったね。

  • 対グリフィン

グリフィンドラゴンはグリフィンの上位種とかなのだろうか。風系の魔獣で、夕映とはガチンコの相性となる。
竜種と言われる以上、そのブレスは尋常なものでは無いはずだ。対抗する夕映は魔力供給があるとはいえ、相当にレベルアップしていると言える。つまり、魔力供給を絶って勉学に励んだ事が相当な力になっているのだろう。正に怪我の功名と言った所だ。
なお、この戦いの時、何とか対抗しているのがベアトリクス。やはり彼女は、実際にはエミリィよりも優秀なのだろう。彼女も防御の足しになっているに違いない。
そして、アーティファクト世界図絵を取り出す夕映。魔法の源泉は知識でもある。レベルアップした夕映はその魔法の知識を活用する力を既に手に入れている。
竜種との戦い。夕映の見せ場が、今正に始まろうとしている。がんばれ〜!!

  • おっぱいロケット

こちらはのんびりしている、まき絵ゆーな二人組。しかし魔法の事はしっかり認識しているようだ。
やはり魔法世界は魔力密度が高いのだろう。結構才能があるっぽいまき絵。というか、彼女はエヴァのしもべにされた時、既に魔力回路(?)が少し開いてしまっていたのかもしれない。
魔法先生を父に持つ、ゆーなにも期待したいところだ。