なのはプロジェクトブース in コミケ74

それにしても、なのはブースは酷いw。いや、酷いのはファン心理の方だろうか。
傍から見ていても、ブースの客捌きは上手くやっているとは思えない。まあ、あれだけ色々な商品を売るのだから、当然といえば当然だが。朝から並んで、閉会時間まで並び続ける事になった人も居たみたい。
そして、その中で限定CDは大量に用意しているので、売り切るために購入制限を無しにしていたり。
テンバイヤーに宣伝させようという意識丸出し。
けれども、実際にこのような「プレミア感」を出さないでいると、これらのグッズが本当に売り切れるのかは、疑問。
客捌きを良くする為に間口を広げたり、販売数も多く用意したりして、開会中に一寸客足が鈍って列が途切れたりすると、途端に客の購買意欲が無くなって、以降閑古鳥が鳴く事になったりする。実際、以前その様な事態になった事もあったはず。今回売り切った、なのフェイのエロタオルとかw。
他の案として「会場受付通信販売」なんてのもいけない。冷静に考えて金を振り込む状況を作ったりすれば、3万とか4万とかアニメグッズに投入するなんて、よっぽどの事。以前通販体制にせざるを得なくなった事態があったけれども、あの時儲けは出たのだろうか。出なかったんじゃないかな。だって、それって普通の通販とほとんど同じだし、普通のグッズで通販限定ってどれほど売れているのか疑問な気がする。
つまり、なのプロのグッズは、人死にが出そうなほどの炎天下にごまんと人が並んで、それでも買えない人が出たりするグッズだからこそ、その価値があるのだろう。手に入れたグッズに満足していても、その満足感の多くの部分は「他の人が持ってない」とかの優越感に占められている筈だ。
とは言え、純粋にファンならば、やっぱり純粋に欲しいと思えるグッズもあったりする訳だし、その違いを見出すのは難しい。
とにもかくにも、今回まではストライカーズ系だったので、個人的にはあまり興味がなかったけれども、次回からは劇場版に向けてファーストに戻るだろう。その時にはまた物欲が再燃しそう。それまでには、もう少し売り方を研究しておいて欲しいものだ。
つーか、それまでに「なのはプロジェクトのコミケ物販」という企画そのモノが「破綻している」という判断が出てしまうような気もするけれども。