なのは

高町なのはの真実 〜The MOVIE 2nd A'sに描かれないもの〜

理解不能な存在 高町なのは 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」には、決定的な「欠落」がある。それは、主人公「高町なのはの動機」だ。 なぜ、主人公高町なのはは、このような熾烈な戦いに身を投じるのか。確かに、最初は事件に巻き込まれたのか…

魔法少女リリカルなのはViVid 第1巻

ヤバイねw。なんだか、なのは熱が再燃し始めている。やはり、劇場版を見て、当初の熱いものを思い出したからかな。そんな時にこの単行本とか読むと、かなりクる。 とにかくこの中ではヴィヴィオが可愛いなあ。なのはママの様にまっすぐな性格だけど、生真面…

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st

まあ、お祭りだしね。初日に見ないと。 一見、まあまあの出来だったかな。大傑作!と言えるほどではないけれども、とにもかくにも「なのは」らしい出来だった。普通に泣けたし。 バランス的には、劇場版を意識して爆音バリバリの戦闘シーンが惜しみなく投入さ…

「水樹奈々ファン」というものが存在するらしい。

いや、当然存在するだろう、といわれるだろうが、そういった意味では無く。 水樹奈々ファンでありながら、アニメファンでも、声優ファンでも無い、という「水樹奈々ファン」がいるらしい、という話。 考えてみれば、そうおかしな事ではないかもしれない。水…

劇場版なのはの変身シーンが、気になって仕方が無い

別段、最近の映画版広告記事を雑誌で追いかけている訳では無いから、どこまで情報が出ているのか知らないけれども、一番気になっているのが、変身シーン。コミケでも、そこの部分を目を凝らして見入ってしまったよ。 リリカルなのはをリリカルなのはたらしめ…

なのはプロジェクトブース in コミケ74

それにしても、なのはブースは酷いw。いや、酷いのはファン心理の方だろうか。 傍から見ていても、ブースの客捌きは上手くやっているとは思えない。まあ、あれだけ色々な商品を売るのだから、当然といえば当然だが。朝から並んで、閉会時間まで並び続ける事…

「高町なのはの死亡フラグ」の決着

そういえば、この事について書くのを忘れていた。 高町なのはの死亡フラグ(2007/4/11) この記事は、StSにおいて高町なのはに死亡フラグが立っているのではないか、という「デマ」を流す事になった訳だが、それは結局TV本編においてはうやむやのままで…

「魔法少女リリカルなのはStrikerSクロニクル」を読んで思うこと

この本はコミケで手に入れてきたものの一つ。今回のコミケのなのはブースはそれなりに盛況だったようだが、それはもしかしたら「ダフ屋盛況」的なものだったのかもしれない、とか邪推したりもする。限定品がなくなると即座に列がはけ、単なる先行発売のこの…

【なのはMAD】祝福の風

うう、涙が・・・

なのはシリーズの「感動力学」を分析する

StrikerSの総評において「都築ワールドとして完成しているのは評価できる」という事を書いたが、それでもなお、納得できない点はある。それは、この作品は2クール、26話という長い尺をもらっているのに、「感動の量」という点では前々作「無印」…

魔法少女リリカルなのはStrikerS総評

まあ、あれだけ期待したり、ネタにしたのだから、全体の感想くらい書かねばなるまい。 総評としては「まあまあ面白かった」と言った所だろうか。 結局、最後まで見てみると、なのはは原作者の都築氏の私的な作品であるという事を改めて感じざるを得ない。そ…

なのははなぜ無敵なのか?

なのはの魔力は甚大だ。 それはもう、人から、魔王だ、冥王だ、魔神だ、と言われるほどに。 なぜ彼女は、それほどの力を持つ無敵の存在なのか。 単純な設定としては分かっている。 普通の少女が「偶然」とてつもない魔力を先天的に持っており、それを良い事…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 18話 〜視聴者を馬鹿にするのも程がある〜

まず、前回までの状況を把握してみる。 前回、物語として大きな山があったのだが、それは「欺瞞に満ちた」展開だった。 予言された大事件は管理局の崩壊と思われていたのに、実際には機動六課庁舎の破壊のみ。それでも預言者自身は「予言が成就した」といっ…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 17話

えっと…、これでお終いなのかな?大事件。 少し混乱しているので整理してみよう。 まず、管理局は陸の地上本部と海の本局の2大拠点があるから崩壊する事は無いという話があって、今回は地上本部が襲撃されただけだ。それも実際には一時的に混乱を起こしただ…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 16話

うーん、如何ともし難い。事が始まっても、面白さよりもボロの方に意識が行ってしまって全然楽しめない。 いきなりデバイスを手放す最大戦力たち。警備に当たる人間が配置される場所で武装解除させられるなんて、一体どこの国の自衛隊だ。危険を演出する手法…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 15話

おそらくは、このシリーズにおけるクライマックス前の最後の平穏な時だろう。 少しずつキャラも深まってきているので、以前よりも面白さが増している。まあ、ここにいたって面白くないとすれば大変な事だが。 事態は一週間後の公開陳述会に向けて集約してい…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 14話

かなりしっかりしてきた感じ。「キャラメルvol.1」において、監督も11話以降変わってくると言っていたが、確かに面白くなってきた。 この物語で今まで足りていなかったのは、なによりも、もろもろの「動機」の描写だろう。12話においては敵側の動機が、13…

キャラメル vol.1

キャラに特化した雑誌というのは分かるが、どことなく意図不明な内容。ビジュアルに凝りたいのか、テキストで攻めるのか、データ重視なのか。濃くも薄くも無く、時流に乗っているのに、妙な拘りもある。ほんと、つかめない雑誌だ。 Fateの特集がかなりし…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第13話 命の理由

ここにきて、当初から違和感を感じさせていた六課設立理由などが語られる。 これは途中ティアに確認されるまでもなく疑問に思えることであり、実際のところ「いまさら」感が強い。甘い世界観がだんだんとシリアスになっていくというのがこのシリーズの魅力と…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 12話 ナンバーズ

前回疑問に思っていた情報が今回少しだけ提示された。ルーテシアの思惑であったりその立ち位置であったり。ナンバーズもなんとなくどんな存在なのか分ってきた。これで、ある程度見通し良く物語に付き合う事が出来そう。 ただ、このような情報提示の倒置は、…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 11話 機動六課のある休日(後編)

これって、前後編である必要全然無いね。 なんだか、段々困った事になってきた。はっきり言って、初見ではまるで面白くない。いい加減提示されている情報量が多くなりすぎて、理解出来なくなって来ている。その情報量の多くが戦況に関する事なので、頭で理解…

妄想:高町なのは、次元世界帝王への道

今回、第10話にて描写された管理局の武闘派レジアス中将の存在は、かなり先の展開を想像(妄想)させる。これは、今まで積み重ねられてきた多くの伏線を繋げて考える事が出来る、重要な描写の様に感じる。 機動六課という組織が何故出来たのか。この組織の…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 9話 たいせつなこと

まあ、なんとかまとまっているか。 前回のティアの過ちとなのはの制裁、それらはちゃんと説明が付いているように思える。なのは達の過去が新人たちにある程度説明されて、なのはの過去の事故も明らかにされた。そして彼ら新人達の立ち位置が明確になる。なの…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第8話 願い、ふたりで

結構面白くなっている。 やはり、このSSという物語は、スバル達新人隊員の為の物語だ。だから、彼らの話ならより深く心情に突っ込む事が出来るし、物語の展開も実感する事が出来る。そういった点で、前回のティアの失敗を受け、隊員達が足掻いたり助け合っ…

アイマスZIと比較して明らかにするなのはSSの構造的欠陥

どうにも、なのはSSが今一つ調子が悪い。見ていてフラストレーションが溜まってしまう。 その理由を少しだけ解明する為、アイマスZIなんかと比べてみる。 この二つの作品、あまり接点が無いように思えるが、案外、物語の構造に共通する部分が多い。とい…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 7話 ホテル・アグスタ

なんだか、本当に大河ドラマしているなあ。例えばやっと登場したユーノ君だが、全く説明は無く、なのは達が喜ぶだけ。アコースの登場とかも何の意味があったのか。1話だけでは意味を為さない描写がどんどん増えてきている。 ティアの行った六課の分析は実に…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 6話

一つの事件を片付け、また訓練の日々に戻る六課。やっている事は同じでも面白く見れてしまうのは、やはり物語に方向性が出てきたからだろう。訓練内容についても以前とは違い各キャラの特性が分かるような描写で構成されている。この訓練が後の活躍として描…

変身シーン雑感

オタクの下心の象徴とも言える変身シーン。これをしっかり受けとめるのも、なのはファンとしての前提条件だろう。 実際じっくり見てみると、各人の個性が良く出ていて面白い。 まず、フェイトとなのはの対比。フェイトは黒の下着に目を奪われがちだが、実際…

なのはストライカーズの見所

リリカルパーティでも製作側が「力入れて作ってます」と散々言っていた理由が、ここ(5話)に来てやっとわかった気がする。変身シーンもそうだが、戦闘シーンにかなり力が入っている感じ。実際の描写時間は短かったりするのだが、その中にかなりの情報量が…

魔法少女リリカルなのはStrikerS 5話

ふう、やっと話が動き出した。 お約束の変身シーンなんかも出てきたわけだが、なんというか、快楽享受回路が無条件に反応してしまい、これはこれで良い物だ、と全て許してしまいそうな自分が怖いw。 とは言え、ここに至るまでに不満点が多々あった事も事実…