なのは

箱庭化するリリカルなのは

うーむ、いかんなあ。 リリカルなのはシリーズが良い作品になっているのは、ひとえに原作者である都築氏の力によるものだろう。彼の意向が作品の隅々まで行き渡る体勢が出来ているからこそ、この作品は明確なイメージを表現する事が出来、良い作品になってい…

仁義なき真っ赤なリンカーコア 黎明編

フェイト:ねえ、なのは。機動六課って、上手く行くと思う?私達、超キャリア組だし、みんなに受け入れてもらえるかなあ。悪く言う人とか、きっといると思うんだけど… なのは:心配症だなあ、フェイトちゃんは。そんな困った人は…、裏庭に連れていって、ちょ…

リリカルなのはシリーズの疾走感

なぜSSは10年後なのだろうかと、つくづく考えている。 「魔法少女物」として始まったこの作品が、舞台を十年後に移し、主人公達を少女と呼べないほどの年齢にする理由がどこにあったのか。 一つには、なのは達が9才の頃から、既にとても大人びた性格を…

高町なのはの死亡フラグ

「リリカルなのはSS」の中で、なのはの描写にかなり不穏なものがあった。 過去に大きな事故に会い瀕死の重傷を負うが、現在は健康に見える。 若い世代から崇拝される存在になる。 次世代を育てる事に意欲を見せる。 実際に自分の立場を引き継ぐ事の出来る…

アニメディア 2007.4

成長したなのはの水着姿ピンナップが。 付録のスクールカレンダーにはフェイトの姿も・・・ 成熟した女性として色気もたっぷり。 ・・・何故か涙が(T_T) なんだか、成長した我が娘に涙する父親の気持ちが分かったような気がする。(w)アニメディア 200…

「SECRET AMBITION」〜フライング気味の「リリカルなのはSS」主題歌感想〜

ちょっとネタバレ? やはり、何処と無く「リリカルなのは」をイメージさせるフレーズが含まれているものの、全体的に戦闘的なカッコイイ系の曲だった。 歌詞としては、なにか強いものに惹かれて答を探し求める、強い意志を表した感じの曲。 一人称が「ボク」…

人の物語から場所の物語へ 〜アニメディア2007.3〜

やはり一番最初に見るのは「なのは」の記事。今回も、都築真紀のコメントが入っていたりして、なかなか興味深い。 というか、26話である事がわかってから、ワクワクが止まらない。「機動六課」が「地方公務員の一部署のような・・・」って、つまり「特車二…

はやて、その出世の意味 〜メガミマガジン2007.3〜

なのはSSも、やっと本格的な紹介時期に入ってきたようだ。薄さが信条のメガミマガジンにしてかなりのページを割いている。幾つかの新たな情報も出ているが、一番興味深いのが、はやてが二等陸佐になっていること。すげー出世だ。マンガと併せて見ると、彼…

気になる存在エリオ〜アニメディア2007.2〜

その人気にもかかわらず、アニメ誌では結構冷遇されている「リリカルなのは」の記事が2ページ見開きで紹介されている。それもメガミマガジンより早い情報なんて…。さすがは学研。(^^) 新キャラの情報を結構詳しく紹介。 ピンクの女の子の名前はキャロ・…

「リリカルパーティーⅢ」を妄想する 〜メガミマガジン2007.2〜

買って帰る。 コミケでもらったチラシによると「リリカルパーティーⅢ」が開かれるとか、アニカンによると物語は前作の10年後だとか、ネットで事前に知ってはいたものの、興味はもう「なのは」一色。つくづく展開が上手いなあ。 「リリカルパーティーⅢ」は…

魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS

今、メガミマガジンで連載中なのは、あくまで「A’s to StrikerS」と言う事で、テレビシリーズの前のエピソードなのだろう。 しかし、物語のプロローグ的な雰囲気が強く、この次の時点から物語を始めると、唐突な始まりになってしまうのでは、と…

魔法少女リリカルなのはビジュアルコレクション―メガミマガジンスペシャルセレクション

魔法少女リリカルなのはビジュアルコレクション―メガミマガジンスペシャルセレクション ([玩具])出版社/メーカー: 学研発売日: 2006/11メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログ (26件) を見るはふー、いいね、これ。 もう一冊買おうかな?(…ば…

魔法少女リリカルなのはビジュアルコレクション―メガミマガジンスペシャルセレクション

「魔法少女リリカルなのはビジュアルコレクション」発売日のお知らせ 「魔法少女リリカルなのはビジュアルコレクション」ですが、これまでお知らせしてまいりました10月31日発売というのは、こちら(出版社)側の表現で、取次(本の問屋さん)に納入する…

なのは コミケ70限定グッズ

うは、とどいちゃったよ。どうするんだこれ。 ・魔方陣Tシャツ/なのは ・魔方陣Tシャツ/フェイト ・魔方陣Tシャツ/はやて ・マイクロファイバータオル/青空ゲートボール ・マイクロファイバータオル/家族でお風呂タイム ・夏の浴衣&水着ピローケース/な…

Megami MAGAZINE 2006年 10月号

Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2006年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2006/08/30メディア: 雑誌この商品を含むブログ (17件) を見るやはりお目当ては「リリカルなのはSS」特集。 なるほど。やはり6年後でいくのか。この主人公達の…

コミケ70 3日目 なのはグッズその後

少し気になってネットオークションを検索すると膨大な数のなのはグッズが。あーあ。 で、公式ページではお詫びと販売方法変更のお知らせが。 「来店証明」って・・・。それじゃ初日だけ行ってCDだけ買って帰った客はどうなるんだろう。それに、カタログで…

コミケ70 1日目

主に企業ブースを目当てに。 大体のお目当ての物は手に入ったが、最大の目的地には当初近づく事すら出来ない。 その場所とは「なのはブース」。 企業ブースに入ってすぐの客が、「なのは」「月型」「その他」の三つの流れに分かれているかの勢い。根性の無い…

魔法少女リリカルなのはA’s設定資料集

アニメイトで確保。コミケで買いそびれ、前回のアニメイトの出荷でも手に入らず、今回は予約してなんとか手に入る。というか、再版なのに出荷したその週末には売りきれているというのはどうした事だ。これって書籍ではなくグッズ扱いなのだろうか。だとした…

魔法少女リリカルなのは A's ビジュアルファンブック (晋遊舎ムックシリーズ)

アニメのムック本は結構持っているが、発売日に買ったのは始めてかも知れない。 ムック本としては少し値段が張るが、内容的にはビジュアルファンブックの名のとおりカラーを多用しており、版権画像もかなり入っていて豪華な作り。メガミマガジンの、あれやこ…

魔法少女リリカルなのは (メガミ文庫)

読了。ブログなどで色々と書いたりすると、どうしてもその作品にのめりこんでしまう。大好きなシリーズと言っていても、周辺作品には手を付けずにいたのだが、我慢できずに色々と購入してしまった。どれもが原作者都築真紀の手が入っており、ある意味絶対外…

「魔法少女リリカルなのは」を語りたおす Ⅴ 第3期シリーズを望む

無印とAsによって、なのは達の成長の物語はほぼ全て描ききっているといえる。特にフェイトは両シリーズを通してバランス良くその心の軌跡が描かれているので、かなり満足している。しかし、それでもまだ望むべきことは多い。 一つには、なのはの家族との関…

「魔法少女リリカルなのは」を語りたおす Ⅳ 新シリーズの描き方

この様に、なのはとフェイトは互いの存在を認識しあった以上、自分の中の戦う動機において迷う事は無い。As第1話において、最も感動すべきシーンは、なのはの危機にフェイトがかけつけるシーン・・・では無い。この半年間、普通の小学生だった少女が、毎…

「魔法少女リリカルなのは」を語りたおす Ⅲ フェイトとの出会いの意味するもの

なのははフェイトと出会い、そして強く惹かれていく。彼女の友達になりたいと強く願う。この想いは単に同じ年頃の少女と出会ったから知り合いたいという簡単なものではなく、もっと強い想いである事は、作品を通じて明確に表現されている。この事が作品のメ…

「魔法少女リリカルなのは」を語りたおす Ⅱ 家族構成から想像できる戦う動機

この本当の動機は家族との関係がとても重要な要素となっている。そして、その事を描く為にこの物語は家族の描写を多く取り入れている。 なのはの家族はかなり特殊である。両親はごく普通の喫茶店を経営いるものの、その過去は相当ハードであったと想像できる…

「魔法少女リリカルなのは」を語りたおす Ⅰ 「どうすればいいの?」と少女は言った

実を言うと、なのはの第1話を見た時の感想は「CCさくらのパロディ的作品」というものだった。「普通の小学生が偶然魔法の力を手に入れて探し物をしながら怪獣と戦う」というコンセプトが全く同じだからだ。目新しい要素が感じられずパロティの域を出てい…

「魔法少女リリカルなのは」を語りたおす 序

昨日ローゼンメイデンの総括的な話をしたら、こっちも語りたくなった。なのはとローゼンは私にとって昨年の二大シリーズで(始まったのは一昨年だが)、さらに実際にはなのはの方が断然好きだったりする。まだ熱も冷めてなく、色々と語りたい事があるのでそ…