はやて、その出世の意味 〜メガミマガジン2007.3〜

なのはSSも、やっと本格的な紹介時期に入ってきたようだ。薄さが信条のメガミマガジンにしてかなりのページを割いている。幾つかの新たな情報も出ているが、一番興味深いのが、はやてが二等陸佐になっていること。すげー出世だ。マンガと併せて見ると、彼女の目的の為に出世をする必要があったらしい。その目的とは、なのは、フェイト達仲間達が自由に動ける「場所」を作る事。その場所「機動六課」が、今作の主な舞台になるらしい。
「機動六課」は、古代遺跡物(ロストロギア)を管理するエキスパート部隊。前作で、はやてはロストロギア「闇の書」の主として、自らが知らない内に、人を傷つける立場に立たされていた。それが彼女自身の手によるものでは無く、彼女の意志でなかったとしても、彼女の為に人が傷つけられた、という側面があったことは事実だ。前作のラストで、彼女は実に穏やかにその責任をとる旨を述べていたが、それこそがこの彼女の出世として表れているのだろう。人一倍穏やかな性格の彼女だが、その裏には苛烈な意志が存在しており、仲間を守る盾となって世界を少しでも良くしようと考えているのだろう。無私の精神で目的達成に邁進した結果であろうし、その過程である過去についても、今作の中で紹介してほしいものだ。今作では「ちっちゃな上司」リィンフォースⅡとのコンビで、場を和ませる存在として描かれるかもしれないが、その裏の心情を読み取ってみたい。
それにしてもキャッチコピーが「魔法少女、育てます。」か。(^^)今作品の制作発表された時に想像したとおりのコンセプトになりそうだ。世代交替がキーワードになるのだろう。どうでもいいが、なのはは成長し過ぎだ。これではまるで「死亡フラグ」が立ちまくりではないか。(よくないってーの。)
頼むから誰も死なないでくれ。ホントお願い。