人の物語から場所の物語へ 〜アニメディア2007.3〜

やはり一番最初に見るのは「なのは」の記事。今回も、都築真紀のコメントが入っていたりして、なかなか興味深い。
というか、26話である事がわかってから、ワクワクが止まらない。「機動六課」が「地方公務員の一部署のような・・・」って、つまり「特車二課」?いや、別にパトレイバーが嬉しいわけではない(好きな作品だけど)。何が嬉しいかって、「なのは」シリーズが、フェイトやはやてにスポットを当てた「人」の物語から、「機動六課」という「場所」の物語にシフトしようとしているようなこと。それってつまり、一つのドラマを描く単体の物語では無く、シリーズ化による連続した物語を描けるという事。もしかしたら、いくらでも「なのは」シリーズを続けられる体制になっているかも知れないのだ。
深い思い入れのある作品には末永く続いて欲しいと願ってしまう。その結果、たとえドラマの密度が減ったとしても、その世界観を感じているだけで幸福な作品もある。いっそ「なのは」にはそういうシリーズになってもらいたいし、そうなりそうな雰囲気なので、嬉しくなってしまうのだ。
ああ、4月が待ち遠しい。