魔法少女リリカルなのはStrikerS 15話

おそらくは、このシリーズにおけるクライマックス前の最後の平穏な時だろう。
少しずつキャラも深まってきているので、以前よりも面白さが増している。まあ、ここにいたって面白くないとすれば大変な事だが。
事態は一週間後の公開陳述会に向けて集約していく様子。スカリエッティもゲイズ中将もなにやらやる気満々だ。問題は、この二人がまったく別々に動くのか、それとも同じ計画として動いているのか、という事だろう。まあ、ここまで来ると、別々の計画である方が驚きのような気もするが。
中将が動くとすると、機動六課の欠点も明白だ。つまりはトップ3の魔法の承認が取れない。彼女達だけで陳述会に臨むという事は、捕らわれの身になる可能性が高いだろう。
ここにきてやっとフォワード陣の有用性が出てきそう。一旦はなのは達トップ3の身柄が押さえられ、隊舎も占拠され、機動六課は壊滅する。しかし、そこからフォワード陣の活躍によりなのは達の限定解除がなされ、一気に反撃する、という流れだろうか。このシリーズ、色々と設定が出てきているようでいて、社会の広がりを感じさせないので、案外ストーリーの選択肢が少なく感じられる。
まあ、どの程度驚きの展開を見せてくれるかは、これからが本番だろう。期待したいところだ。