Minami Kuribayashi Concert Tour 2008 "dream link" 中野サンプラザホール

栗林みな実のライブを聞くのは久しぶり。いや、ちょこちょこと小さい所ではやっていたけれども、やはりこのレベルの歌い手であれば、しっかりしたボリュームのライブを聞きたいのが人情という物だろう。
なにはともあれ、堪能した。一年半前のライブに比べても、明らかにスキルがあがっている。そして、力の抜け方も、とても良い感じ。彼女の素の部分も自然に感じる事ができた。
彼女の楽曲は、どれをとっても、何故か自然に、こちらの心に入ってくる。決して無理が無く、案外素朴だったりして、それでいて深く感動したり、熱く燃えさせてくれる事が出来る楽曲ばかりだ。
彼女自身の立ち居振る舞いもそう。どこかのんびりとした雰囲気で、少し頼り無い感じなのに、そのゆるっとした雰囲気のまま楽曲に入っていっても、自然に完璧な歌を披露してくれる。そして、一度はまり始めると、どこまででも行ってしまう。
彼女のライブは、何故だかとても感想の言葉が出てきにくい。それくらい自然に感じているからだろうと思う。彼女のライブは、事の外相性が良いようだ。