魔法先生ネギま! 241時間目 ネギ、覚醒!!?

いやはや、一週間以上遅れてしまったよ。感想書くの。今まで書いていたものを、ここで途切れさせるのも癪なので、少しだけ書いて置こう。
とは言え、この回で書ける事は少ない。というのも、全てがバトルの前振りだから。クラスメイト達もお情け程度しか出てこないし。
ただ、重要な事が一つ。ネギのアーティファクト。これは面白い。
ネギのアーティファクトは、自らの従者のアーティファクトを自在に使用できるというもの。これによって、明日菜の「ハマノツルギ」も、刹那の「匕首・十六串呂」も使用することが出来る。特に「ハマノツルギ」は魔法を打ち消すレア能力をそのまま使えるので、とても強烈。これによって、伝説のアーティファクトとまで呼ばれるラカンの「千の顔を持つ英雄」も完全に無効化してしまった。
ここで気になるのが、この魔法無効化能力をどう見るべきかという事。「ハマノツルギ」が明日菜と同等の魔法無効化能力を持っていて、それをネギが使っているだけなのか、明日菜の能力そのものも、ネギに流れ込んできているのか。漠然と、「ハマノツルギ」には魔法を打ち消す能力があるだろうとは思っていたが、それはあくまで補助的なもので、明日菜の能力には劣ると思っていた。だから、ラカンアーティファクト攻撃を凌げるほどの強い無効化は、明日菜の力も流れ込んでいるのでは無いかと思えてしまう。どちらだろう。
この違いは結構重要で、例えばパルの「落書帝国」など、パル自身の画才があってより強さを発揮するのだから、使い勝手がアーティファクト毎に随分違うか、そうでないかという事に絡んでくる。基本、前者だと思うのだけれども。だとすると、「ハマノツルギ」なんて魔法使いとして強さを高めているネギ君が使うのは結構難しいのでは、とか考えてしまう。持った途端に変身魔法が消えたりしないのか、とか。
後、これによってパートナー達の立場がなくなってしまうかも、という意見があるようだけれども、そういう状況になれば、それはそれで面白そう。というのも、各パートナーが、そのアーティファクトを与えられた「相性」のアドバンテージを見せてくれそうだから。例えば、ネギがアーティファクトを呼び出しているとき、パートナーはもう一つ出せないのだろうか。使い方でネギとパートナーが競っているところとか見てみたい。
これってやはり期間限定のアーティファクトなのだろうか。このアーティファクトが面白いと思う反面、やはりネギ君がひも付き状態でい続けるのはあまり良くない気もする。実質、ネギ自身には「闇の魔法」が有るわけだし、宝の持ち腐れ的な展開も多そう。一見万能そうなアーティファクトだけれども、それを使う仲間が揃っているからこそ、その力を全て引き出せるわけで、ある意味、パートナーのありがたみをより実感することが出来るアーティファクトと言えるのかもしれない。
他の見所は、ラカンの一撃か。とても映画的に一瞬の出来事が描写されていて見ごたえがあった。
で、この時の一寸した謎が、やはりリングアナのおねいさん。あの逃げ場の無いリング内で、あの攻撃の衝撃に耐えているのは、かなりの手練かw。前回も、艦砲並みの攻撃魔法を使っていたし。
戦いの後、ラカンと良い勝負をして自信をつけたネギを叩きのめしたりしてw。