Music Knot Legend Vol.22 LIVEGATE TOKYO

ゲストの門脇舞以目当て。彼女のイベントとの間の悪さは、今までに充分身に沁みているから、あらゆるものを捨てる気持ちで参加。普通ならネギまのイベントを取ってしまうのだけれども、彼女のイベント自体、前回からもう一体どのくらい経っているのかというほど待たされたのだから、ここで逃したら目も当てられない。そして、こちらを選んで本当に良かった。
トーク&ライブとの事なので、もしかしたら門脇舞以のパートはトークだけ?、とか危惧したりもしたけれども、ちゃんと歌ってくれた。というか、ちゃんとライブがメインのイベントだった。
門脇舞以のライブ能力は、あれは天性のものなのだろう。
状況はあまり良くなかったと思う。客もあまり多くなく、MKLの常連もそれなりにいる中で、彼女自身2年ぶりくらいのソロライブだ。少数の熱狂的ファンはいるようだが、全体的には強い盛り上がりが期待できない状況。なんといっても、OA務めてくれた佳織みちる坂本美里が、今、最も流行の「STRIKE WITCHES」を歌ってすら、いま一つなのだから。
門脇舞以のパートになり、彼女がひょっこりと顔を出して会場の様子を窺った後、何時ものように気の無い感じで淡々とライブを進める。
この辺りの、彼女の空気感が良いのだろう。
客に何かを求めるでもなく、気負いを見せるでもなく。するすると彼女の歌が流れ込み、三曲程度で自然と彼女の「ライブ」が出来てくる。その後、間に他の方達の歌が入っても問題ない。
そして、後半残り三曲。一曲目で下地を作り、二曲目・三曲目の怒涛の勢いに持っていく。特にラス前の曲つなぎの呼吸は凄かった。会場も大いに盛り上がっていた。
この程度のミニライブで、状況もあまり良くない中で、自身のオリジナルソングを構成してこれだけの空気が作れるのだから流石だ。嗚呼、何故彼女はソロの活動をもっとしないのだろう。以前にも言ったけれども、門脇舞以のセンスは、本当に群を抜いて凄い。ちゃんとした生バンドでライブをすれば、もっと熱狂的な空間を絶対に作り出せるはず。そんな機会をずっと期待し続けている。
主催(?)の佳織みちるの歌は、歌手として堂々としたものだった。流石。それにとても明るく、MCも手馴れたもの。ゲストMCの坂本美里は、かなりのおとぼけキャラw。前から知っている人なのだけれども、このような場で歌まで聞く機会は初めてかな。とても丁寧な歌い方をしていた。
そして、その後のラスト3人揃っての歌の選曲が突っ込みどころ満載w。「ハピマテ」とか。
・・・、中野でやれー!!w