魔法先生ネギま! 243時間目 ラカン、120%!!

やはりやってきたラカンのターン。もうどうしようもないほどの絶望的な展開。やはり、こうでなきゃバトルは盛り上がらないよねw。
先週からの「引き」である亜子については、冒頭でのサービスシーンを除き、特に進展なし。いったい二人に何があったのか。すっぽんぽんも良いけど、ナギの反応に期待感をみて、色々想像する亜子の表情が超キュート。そして、告白とか。(しないけど。)やはりこの辺りの恋に対する積極性は、当初からの「先輩に振られた」という設定につながるなあ。亜子の振られエピソードが、背中の傷のエピソードに繋がると思っていたのだけれども、いったいどうなる事か。
そして、結局ラカン戦に戻る展開へ。
ネギは、この修行に忙しい最中、図書室に篭って調べ物というあたりが、らしい。
ラカンは「努力の人」だとしているが、どんなに努力しても、絶対に到達できないレベルと言うものは存在すると思うw。今のラカンは正にそれだろう。まあ、魔法の存在する世界、なおかつ長寿の種族なので、有り得るという事にしておこう。
それにしても、ネギの「僕の分析だと」には笑った。こういう、絶対冗談だと思える所にも分け隔てなく、意味を探して分析の目を向けることこそ、真理を求める者の姿勢。つまり、ブログなどで推論を立てる自分自身を見ているようで、妙に可笑しかった。そうか、流石天才の目の付け所は違うなあw。
で、「当然」訪れるべき、絶望的な展開。
ラカンとしては、自身の力が最大限発揮できるこの時を、つまりナギと共に過ごした熱い戦いの時期以来のこの戦いを、平穏な世界になった20年もの間、ずっと熱望していたのだろうか。気が狂ったのかと思わせるほどの哄笑と、その目の暗い光は、そんな何かへの強い渇望を感じさせる。
ラカンには、何かネギと戦う理由が、もっと別にあるのかもしれないとも思っていたが、そうではなく、ただ単にナギを失った後の深い喪失感を埋めたいが為に、戦いを求めていたとも考えられるだろう。
ネギは千の雷をまたエーミッタム。これはカウント中に唱えたものか。そうではないのならば千の雷二発を遅延していたという事なのか。ネギの遅延魔法技術は相当上がっているといえるだろう。
コタローを仕留めたのは、どうやらカゲらしい。だからあれほど油断するなといわれているのにw。
ネギの雷化に付いてくるラカン。これは、速さそのものの勝負ではないという事なのだろうか。雷速瞬動が雷の速さだとしても、扱う人間の認識、判断の時間はかかる。ネギは未だ雷の速さの「時間」よりも、通常の時間に自分の行動の早さを合わせてしまっているのかもしれない。つまり、付け焼刃の技であるために、使いこなせていないという事だろうか。対してラカンは認識・判断時間も含めて(というか、その時間を経験の力で無くして)最短で行動しているとか。
実質、スペック的には魔法をここまで究極に活用しているネギの方が上のはずなので、このラカンの猛攻に耐えて、この戦いの中で経験を積んで技術を上げていく事が出来れば、勝機が見えるかもしれない。・・・限りなく絶望的だが。
そして、フェイト。以前のフェイトはナギに負けた。それはラカンとほぼ同格の強さだったことを意味する。今、ラカンの本気を引きずり出したネギは、明らかに以前のフェイトと同格の強さを手に入れたと言ってよいだろう。フェイトの苛立ちは、正にそれを証明していると言える。この事実を知ったことによって、フェイト陣営も、何か新たな動きが有るのだろうか。
というかフェイト、この格闘大会決勝という、裏で一番行動しやすそうな時期にのんびり試合観戦とは、逆に意表を突かれた。いったい彼らの計画は何だろう。それはやはり、ネギの試合の結果が影響するものなのだろうか。