魔法先生ネギま！ 261時間目 チュ〜チュ〜カーニバル（ハートマーク）

記念すべき、くー老師のパクティオー回。
まあ、くーは順当とも言える。ネギとの付き合いも長いし、ネギに対する意識もかなり「熟している」感じ。パクティオーについても何度も取沙汰されていて、今になったのは遅いくらいだ。

• パクティオーはどこまで進むか？

ただ、このパクティオー祭りがどこまで広がっていくかと考えると、やはり一言いいたい気分。
くーの様に、「今」で許せるとすれば、茶々丸と夏美か。
茶々丸もくーと同程度熟していると思えるので次回にもありそうな気配。ただ、問題は彼女の内面。ロボ子だから今のままでもよいかもしれないが、イベントとしては単に舞踏会の一シーンとしてでは無く、もう少しＳＦ的なアプローチと絡めてもらえると嬉しいのだが。
そして、夏美は、コタローとの付き合い自体は長いし、ちゃんと段階を踏んでいると思えるが、二人の意識としては（コタローだけでなく夏美も）短いと思える。まだ「熟している」感じがしない。ただ、今までの不遇な出演状況から考えると、状況が心を育てる様な展開もありとも思えるので、期待したい感じだ。
とまあ、この二人は良いとしても、他はどうか。
ネギが今のテンションで突き進むとして、未パクティオー者全員がキスターミネーターネギの餌食になる可能性もありそうだが、やはりそれはイヤだ。
例えば、まき絵。ネギへの感情は長いものの、今が一番中途半端な時期のように思える。ネギとの運命的な繋がりがまるで感じられない。
亜子は、気持ちはかなり近づいているものの、ある意味、「ふられ女の一目ぼれ」に似ている状況だ。最低、もう一つイベントをこなしてからにしてもらいたいと感じる。
ゆーなは、結構すんなりいってしまいそうだが、そうなると「二人目のパル」の出来上がりだ。お父さんからの卒業とかを絡ませて欲しい所。
アキラは、彼女こそ未だ様々な可能性を残しているキャラだと思う。内面の深い愛情を誰かに向けたときに、相当可愛いキャラになりえる。未だ魅力の半端もでていない今では、勿体無さ過ぎる。
あともう一人あるとすれば、さよか。彼女のドラマは、ネギとでは進まないように思えるが、パクティオーをきっかけに、新たな展開をする事もあるだろう。現状一番動かしてみたいキャラなので、きっかけとしてのパクティオーはありかもしれない。
ところで、ここで集団パクティオーがあったとして、一つ思いついた。
ＯＡＤの連続購入特典だけれども、もしかして「続・ネギま！パクティオーカード＆ホルダー」とかでは無いだろうか。ネギまグッズの中で、最も魅力ある、コレクション性が高いとされているのが、カードなので。

• くーぱく

なんてあてどない話は、置いといて。今はくーの事を話そう。
かなりいきなりの展開だが、以前から同様の展開があったので、その結果やはり「いきなり」というのはありだと思う。そうなる事で、くーのキャラが良く出ている。
くーの魅力は、「人格のかなりの部分が女の子」という事なのかもしれない。というか、彼女は、武道家としてあるために男性的になったりするような無理の無い、全人格的な性格を持ち合わせている。自分が女の子である事を深く自覚し、それでいて（自分の夫になるもの以外）誰よりも強くなりえると自負している。それが彼女の「女の子としての」強さだと思う。
そのような強さを持ちえた要因は、やはり彼女の武道家としての天才的な才能によるのだろう。一瞬にして高みに登りつめる彼女の表情は、正に武道家としての凄みしか見られない。あのフェイトに一撃を加えたのも、龍宮隊長との戦いに競り勝ったのも、彼女の精神にその天才が宿っているが故だろう。
武道の天才を持ち合わせている。そして、その才能を十全に開花させている女の子。カタチとしては非常にシンプルで、それ故、存在としては限りなく希少。だからこそ魅力的なのがくー老師というわけだ。
そして、出たのが如意棒か。以前、コメントで予想してくれた人がいたｗ。やはりくーは孫悟空的な印象なのかｗ。

• 今なんどき？

長くなったので、後ひとつだけ。
ネギのお茶会２で、先生が語った「魔法世界編が終ってすぐ卒業式でも良い？」という事から、一つの危惧があった。それは、今の現実世界は、とっくに夏休みが終わっているのではないか？という事。
当たり前の時間からすれば当然の話なのだが、ネギまファンは、そうなっていないと信じていたかった。だから、何か時間を操作する設定が無いか、色々推測していた。
けれども、物語り展開として「魔法世界編が終ってすぐ卒業式」がありならば、今が９月だろうが１０月だろうが、全然問題ない訳だ。いっそ、魔法世界でネギま物語の全てが語りつくされれば、「帰ったら卒業式前日」とかでもＯＫだったりして・・・
ｏｒｚ
そうは思いたくは無いのだが、高音のセリフからすると、時間が正常に進んだ現実世界にもどるという可能性も出てきている。かなり不安だ。

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