Animelo Summer Live2009-RE:BRIDGE-二日目 さいたまスーパーアリーナ

昨年からの慣例で言うと、この日は水樹奈々が座長を務めるお姫様回、になるはず。・・・なのだが、個人的な感想を言えば、アニサマのイメージから外れた、アーティストととして一人歩きしている参加者のごった煮ライブ、というイメージをもったり。それを、奥井雅美影山ヒロノブのソロが、なんとか「アニサマ」として食い止めている感じだった。
気分的に盛り上がったのは、絶望少女達FictionJunctionの時だろうか。
恐るべきは画伯。雄たけび一つで会場と狂気のコールアンドレスポンス。彼女の狂気は27,000人を引きずりまわす力がある事を明確に証明してみせた。ああ、さいアリ「豚ごはん」が実現していたら、一体どうなっていたのだろうw。
FictionJunctionでは、シークレットとして登場したゆーかに感動。彼女は、この様な場所で歌うべき人だと思っていたのだが、やっと最近それが実現してきている。もはや、伝説の人扱いだしw。
そして、やはり残念だったのが水樹奈々のセットリストw。田村ゆかりがめかりる歌ったのだから、劇場版もあるし、当然のようになのはで合わせるべきだろう。つーか、JAMの「もっともっと」的に、アニサマの水樹にはエタブレを定番化しなければならない「義務」がある様に思うのだが。UO余らせちゃったよ、といわざるを得ないw。
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ところで、二日間参加して、ライブ全体の雰囲気として感じたのが、なんだか観客がとても若いという事。普段の声優ライブと比較しても、雰囲気自体が全然違う印象。これは、ニコ動とかをメインに活動している新しい潮流の様に感じる。
実を言うと、一昨年、昨年あたりに、オタク文化に関してどこか「どん詰まり」を感じていた。黄昏が訪れる前の一瞬の盛り上がりのような感じを。けど、今年になっても、そんな収束感は見られない。オタク文化はまだ勢いを増しているように見える。
けど、それは一つの終わりと一つの始まりが重なり合っているからこそ、そう見えるのかもしれない。簡単に言えば「世代交代」。ただ、世代の違いは、かなり大きな認識の違いを併せ持っているように思える。それが何かを一言で言うのは難しいが、何かが大きく変わりつつある様に思う。
ライブに参加しながら、そんな事を考えたり、考えなかったり。