綾瀬夕映の神社仏閣巡り 番外編その2 第62回式年遷宮記念特別展「伊勢神宮と神々の美術」

crow22009-09-01


なんだか、得体の知れない酔狂が始まった、とか思われるのでしょうね。失礼するです。
この企画は、私、メイド綾瀬夕映が、ここのブログ主を使って各地の神社仏閣を巡ろうという、超ベタな、それ故、以前やってから三年近く休止していた企画です。というか、休止の一番の理由は、ここのブログ主が神社仏閣ウオッチャーとして超ずぼらだからです。私のために、もっと積極的に行くですよ?
そして、今回の場所は、なんと前回と同じ場所だったりするです。もう、近場で済ませようとしているのが明白ですね・・・
とは言え、この特別展はなかなか珍しいものだと思うです。第62回式年遷宮記念となっているですが、伊勢の遷宮と言えば20年に一度、つまり、この様な機会はもしかしたらあと20年後にしかないかもしれない、という貴重なものです。
因みに、実際の遷宮の予定は平成25年です。つまり、5年後ですが、これから5年をかけて式年遷宮を盛り上げていこうという企画の一環でもあるようです。1300年続く国内最大級のお祭りとして、非常に大規模な儀式である事が認識させられるです。
展示物は、題名からすると伊勢神宮の宝物だけを展示しているのかと思わせるですが、実際には違うです。伊勢の遷宮に因んだ、古代の文献や発掘物、他の神社の宝物など、遷宮の実像を多角的に感じさせるような展示となっているです。実際、遷宮によって収められる宝物ともなれば、美術工芸的に最高に素晴らしいですが、その技術が長い歴史の中で連綿と続いているという事実を感じさせ、陶然とするです。長い歴史の中、神仏習合など様々な局面をくぐり抜け、この様に大規模な儀式が引き継がれているのですから、そこにかかる信仰心を思うと、深い感動を覚えるです。
「上野でぶらり、伊勢詣で」というキャッチコピーがついている展示会ですが、これはやはり、一度本当の伊勢神宮に行って見たくなったです。ここのブログ主は、一度行った事があるようですが、「昔なのであまり覚えていない」「何が凄いって、周囲の森の樹の荘厳さは覚えている」「だからやはり、この展示会では伊勢詣でとは言えないよなあ」とか、人の神経を逆なでするような事を言っているです。
「一生に一度は行ってみたい伊勢詣で」と言うです。今度は私を連れて行くですよ!!
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