“文学少女”秋の朗読会 UDXビル2F AKIBA_SQUARE

今日は1日おとなしく自宅でヒキコしていようと思っていたのだけれども、案外天気が良くなってきたので、思い立って気軽なイベントに参加。「文学少女」は結構気になっている作品だし。
イベントの内容は、題名の通り、本当に朗読会だった。伊藤真澄のピアノをBGMに花澤香菜が「銀河鉄道の夜」を朗読するという、かなり豪華な趣向。残念だったのが、舞台設定だろうか。吹き抜けの広いホールに貧弱なスピーカーの上、外の喧騒と繋がっている。花澤の繊細の朗読が、ざわついた空気でかき消されてしまうのは、実に勿体無い。それでも充分雰囲気は出ていたので、堪能できたが。
それに、伊藤真澄eufoniusからドラマCDの歌を二曲。このように作品の世界観を出そうとするアニメイベントは、とても嬉しい。客の受けが良いからと、ただ声優を弄るだけで作品の内容や雰囲気に絡まないイベントより、よっぽど良い。
それと、花澤のタレント性についても、大いに期待したいところ。彼女は少しアヤがついてしまっているようだが、それでも、そのポテンシャルはかなりのものだと思える。今後もどんどん活躍して欲しいものだ。
無料で、特に時間もかけずに参加でき、なかなか有意義なイベントだった。
文学少女」についても、いきなり映画という博打的な展開をしているが、TVアニメなどにもつなげていって欲しいものだ。