小林ゆうトーク&ミニライブ 〜小林ゆうのワセダにLovin' YU〜 早稲田大学15号館402教室

また、早稲田大学。いや、ほんと、お世話になりますw。今日の主催は二次元文化研究会。別名「妹研究会」と、いろいろおかしなサークルだが、ここのイベントも力が入っていて、3年前の平野綾ライブに関しては、本人の体調不良による延期にすら対応していた。
ただなあ、MCを引き受けているのが現役生ではないOBらしき講談師さんなんだけれども、この方がどうにも。確か、平野綾の時にも出てきてたけれども、自意識が非常に強くてゲストを支配下に置きたがるタイプ。小林ゆうは、その芸風からMCから主導権を奪い取る事を「使命」としているから、完全に水と油。もしかしたら、リハでぶつかったりしたのだろうか。「しゃべりたければしゃべれば?」的な司会進行に、見ている方としてはかなりイラついた。これならば、小林ゆう一人に進行を任せておいた方がよかっただろう。彼女は破天荒だけれども、実際には案外時間管理も出来る人なので、その方がよっぽど充実していただろう。
とは言え、そんな彼女だからこそ、そのプロ意識は相当なもので、そんな悪条件の中でも面白トークを繰り広げるのは流石。自分のキャラクターを分かった上で皆を笑いに、それも腸が捩れる位の爆笑に導くトークは、本当に凄い。
そしてまた、彼女の凄い所が、皆が何を求めているのか、常に吸収している所。実際、彼女は観客の反応をしっかりと見て、覚えている。そして、どこで受けたか、どこですべったか、ちゃんと把握しているようだ。だから、以前に比べて、トークの質も向上している。ただ笑いだけではなく、皆が、演じるキャラクターへの愛情とか、他の声優さんのアフレコ裏話とかを聞きたがっている事とかも把握し、それらを織り交ぜて、かなり濃密なトークをしていた。
例えば、「絶望葬会」のビデオ映像に関する裏話についても、皆の食い付が良い事から、結構沢山話してくれた。
あ、絶望葬会に出れなかった理由は「一応」体調不良によるものではない、との事でしたよ。これからの活動についても、首を大切にしながら続けて行きたい、絶望イベントにも出たいとの事だった。
そして、ミニライブも。最後には狭い客席の通路に出て行って、みんなにハイタッチ。かなり後ろの席にいた私だが、その恩恵に与ったり。実際にこういう行為を受けてしまうと、さらに高感度が上がらざるを得ないw。
時間的にも3時間の超ボリューム。予定も大幅越えだろうw。進行のせいもあったかもしれないが、それだけ同じ時間を共有できたのだから、その点では良かったかもしれない。

小林ゆうのDVD (仮)

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