魔法先生ネギま! 272時間目 FINAL ANSWER

ネギくん、そりゃないだろう。ちょっと酷すぎるw。
「目的を聞かせて下さい」、といいながら、「そんな理由わかりません」と言い放つ。つまり、目的を受け入れるつもりは全く無いのに、理由だけは教えろという。そんな態度なのに、一度は受け入れた素振りだけを見せる。
そりゃ、誰だって怒るよw。
最初から受け入れるつもりが無いんだっだ、ちゃんとそれを態度で示すべき。これではバトルを挑発しているのと同義だ。
確かに、ゲーデルは事実を一部隠し、自分の利益をメインに考えて交渉しているのだから、誠実に見えないかもしれない。けれども、それはどんな人間でも当たり前。人と交渉するのに自分のカードを全て見せなければならないというルールは無い。自分の欲望に忠実に、真っ当な交渉をしているゲーデルは、ある意味誠実と言える。
けれども、まるで取引するつもりがなく、ただ相手の立場を非難するだけが目的のように振舞うネギは、交渉の相手として正に不誠実。交渉決裂は当たり前だ。なんだか、ネギ君がバトルマニアの様に見えてしまった。
ゲーデルは「知れば絶望する」と感じているし、ネギは「知ってもどうにか出来る」と思っている。いや、そう思えるナギのようになりたいと感じている。両者には大きな隔たりがあり、それは言葉で解決出来ないという状況は、どちらにしても存在しているのだろうが。
今回、明らかになった事は、魔法世界の人口構成。12億人か。そして6700万人の魔法使いとはやはりメガロ国民の事を指す。その他、ネギ君が言っている推論は以前から言っていた事。
ここで注意したいのは、ネギは近い将来魔法世界が崩壊するという事と超の存在を考え合わせてこの推論に達したのだが、その推論が正しかったとしても、超の存在が「ネギが推測しているように」係わっているかは不明、という事。今の状況から素直に推測出来る設定は幾つかあるだろうが、ただ単純に設定を埋め合わせる様に推移するのではつまらない。もっと突飛で複雑な展開もありえるはずだ。
どちらにしても、謎の核心は未だ不明のままだ。

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