ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第2話

今回は幽霊話以外特に何も無い話。ほらね、これでいいんだよ。それでも充分面白い。
カナタとクレハがギクシャクしながらも少しだけ近づくエピソード。なにがどうという話でも無いのに、世界観を見せて、背景を見せて、間をたっぷり取れば、これだけ完成度の高い世界なのだから、充分こちらの妄想が広がるというものだ。そうやって、何話かで充分妄想が広がった時に、ガツンと第1話で出してしまった伝説設定を持ち出せば、遥かに効果があったろうに。
それにしても、この世界観はやはり「灰羽連盟」を思い出させるなあ。イデア文字とか、日本とスペインのちぐはぐな世界観とか、あまりに身近にあったかのような滅亡の痕跡とか、どう考えても「内面世界」のような設定だ。
これはあれだね。何かの間違いでファーストチルドレンにさせられた平沢唯が、サードインパクト後に作った世界なんだね。「ケイヲンゲリオン:破」みたいな感じ?
とか、いろいろ妄想できそう。今後ものんびりやってくれれば、こちらが充分楽しめそうな気がするw。
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