大正野球娘。への想いを語らナイト〜新宿八景紳士戯〜 ロフトプラスワン

一寸厳しい日に設定されているとは言え、この作品について監督の話が聞けるというなんともありがたいイベントなので、無理して参加。
出てきたのはTBSの村上Pと脚本の天河信彦、そして池端隆史監督。その三人の男共が、熱く作品について語り始める。
うん、こういうイベントを期待していたのだ。
作品はとても良いものだった。きっと、作り手達も手ごたえを感じているに違いない。その人たちの作品への熱い思いを生で聞くというのは、アニメファンとして最高の贅沢だ。短いシリーズなので、作品に入りきらなかったエピソードとか、メディアのオーディオコメンタリの更に裏話とか、いろいろ貴重な話をしてくれる。これでこそ、アニメイベントだ。声優なんて必要ないぜ。
とか思っていると、第二部からスペシャルゲストが登場とか。小梅の伊藤かな恵とアンナ先生の新井里美・・・
うは! こういうイベントを期待していたのだ。(^^;
それも、この二人とか。嬉しすぎて動揺してしまう。誰か、その嬉しすぎる幻想をぶち壊してくれ、いや壊さないで、とか。(^^)
伊藤かな恵は、先日アワードで新人賞を取ったばかりの、正に旬の声優。そして、新井里美は、その独特の雰囲気で最近富に存在感が強くなってきている、これまた活きの良い存在。この二人は、生のトークを是非聞いてみたかった。それも間近で。もし声優が来るとしても、この二人は無理だろうなあとか勝手に考えていたので、これは非常に嬉しかった。
実際には、二人が登場しても男共3人の熱いトークは止まらない。時折、監督が二人に意地悪な質問をしたりして会話に加えさせたりするものの、結局はにこやかに監督達の話を聞くという展開が主だった。二人で楽しそうにちまきを食べたり、チーズを食べたりw。
どうでもよいが、間近で見る伊藤かな恵はかなりかわいい。いわゆる小動物系の顔立ちだが、存在感が有る。トークも結構しっかりしているし、なにより楽しくさせてくれる。最近、数多くのヒロインを務めていて、あれよあれよと言う間に「伊藤かな恵の時代が来た」とか言われるようになっているが、もしかしたら本当にアイドル声優として大きな人気を集めるようなポテンシャルがあるかもしれない。
それから、新井里美もいいねえ。素なのか何なのか、とにかくその挙動の全てが笑いを誘ってくれる。元々非常に真面目な人で、周りからの期待に常に答えてしまう性質だったりするのだろうか。独特の雰囲気で、常に場を和ませていた。また、アンナ先生のセリフとかもしてくれたのだか、これも非常に素晴らしかった。
監督達のトークをたっぷり聞けて、なおかつ魅力的な声優を見られて、とっても満足。いいイベントだった。