魔法先生ネギま! 285時間目 闇の処方箋

結局、魔法世界の事は良く分らないまま話は進むらしい。6700万人と5000万人の違いは現在の現象らしい記述があっただけでも進歩か。もうこれは、次の展開が来るまでオアズケだろうなあ。
とにかく、解決不可能な問題は提示された。けれども、これは武の英雄では駄目だが知の英雄ならばどうにか出来るかもしれないという事が始まりの魔法使いによって仄めかされている。つまりネギの開発力でどうにかするという展開が期待できそうだ。そして、武では駄目という事はバトル展開がエスカレートしている魔法世界編だけでは解決しない問題になりそうだという事であり、魔法世界編の後の展開で解決に向けた動きに入るという事になるのだろうか。まだまだ先は長そうだ。別に、魔法世界の危機解決=ネギま終了とかで無くても良いだろうし。
久々に偽エヴァ登場。やはり巻物の中でも時間の経過はあったのか。そうでないと、彼女の今までの言動に辻褄が合わない。これでさらに本人様との精神リンクなども出来れいれば完璧なのだろうけれども、そこまでの能力は無いのだろう。時折起動しては気まぐれに外界の情報を収集しているとかなのかも知れない。
それにしても「魔」とは一体なんだろう。より上位の存在とか言っているし。こうなると、やはりネギまは魔法と精神と、それから神の存在との関係について、設定を持ち込んで色々やって欲しくなる。より上位の存在とのバトルが必要とかで、いくらでも連載が続くとかのアレのように。最後には神をも超えた宇宙的意志との戦いになるとかw。
ネギが闇を抑えるものとは何だろう。それは今までの答えでは「父親」だった。父への憧れが光、その記憶が不幸と続いているのが闇。その光と闇の両者が内面で拮抗しているのが、ネギの在り様だった。
けれども、今ここに至って、父親に頼って欲しくないという気持ちが強い。その父への憧れという子供時代の心の弱さが、結局闇へも繋がっていたのだから。
じゃあ、何によってネギが光に繋がっているのかといえば、それはやはりクラスメイトであって欲しい。
前回、大暴走を起した時もそれを止めたのはのどか達だった。ネギは、過去の記憶によってこの先の人生を切り開くのでは無く、今、彼の存在を形作っている、つまり「魔法先生としてのネギ」たらしめている者達を、ここで思い出して欲しいものだ。ネギのクラスメイトに対する想いは、以前と違っている。仲間であると感じている。それこそがネギの力になるように思う。ちょうどまき絵達もこの場に来たことだし、きっと彼女達が活躍してくれるだろう。
そして、のどかと夕映。ついに夕映の記憶が戻る時がきたのだろうか。やはり、夕映を戻すのはのどかが相応しい。
次回はどちらに転んでもクラスメイト達の活躍が期待できそうだ。ワクワク。(^^)