綾瀬夕映の神社仏閣巡り 大宰府 大宰府天満宮


言わずと知れた、菅原道真が祀られている神社であり全国天満宮の総本社です。菅原道真の死後、遺骸を載せた牛車が動かなくなり葬った場所としても有名です。学問の神として非常に多くの参詣者を集めているです。
菅原道真が信仰を集める理由はとても明快だと思うです。無念の死を遂げた偉人として人々にとても分りやすく、印象に残るです。また、その後の怨霊となった時の祟り、つまり、雷を落とすという天神としての奇跡です。これは、どの歴史書にも載っている「事実」であり、これほど分りやすい奇跡は無いです。まさに霊験あらたかです。
恨みを残して死んだものは怨霊となり、それを鎮守したものが神となる。日本では良くある信仰ですが、これほど明確な祟りをおこし、国を挙げての鎮守の事実が残っている以上、人々がその霊験を求める気持ちはとても自然と思うです。
天満宮まで専用の電車が走り、参道にも沢山の店が軒を連ねているです。境内も非常に広く、この日は生憎の雨でしたですが、それでも外国人を含めて沢山の参詣者が見られたです。