「劇場版 魔法先生ネギま!ANIME FINAL」「劇場版 ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」公開初日舞台挨拶 新宿バルト9

私にとって、どうしても外せないイベント。
どう考えても、これが最後。ネギま声優のステージが、つまり30人にも及ぼうかという女性声優陣が一同に介するイベントがこれで最後となるのは、まあ、ほぼ間違いの無い事だろう。
ともあれ、あのプリフェスですら全員でなかったのだし、クラスメイト3人欠席だけというのは本当に胸が熱くなる。さっきまで幕張にいた門脇舞以とか、本来であればスーパーアリーナで踊ってなければならない浅倉杏美がちゃんと駆けつけてきている。本当に、真剣に集めたのだろう、集まってくれたのだろうという事が伝わってくる。だからこそ、これが最後、という空気も如実に現れる。
ネギまは、はっきり言ってアニメ作品的には不幸な作品だった。だからか、ステージにはどこか不完全燃焼という気配もあったかもしれない。けれども、この壇上に立った彼女達の今までの活躍は、紛れも無く素晴らしい物だった。もちろん、ネギま声優がデビューという人も沢山居て、パフォーマンスのクオリティー的には万全ではなかったろうけれども、それらもひっくるめて、彼女達の頑張りとか成長とか、その存在そのものがとても輝いた。その輝きが、アニメ界全体に大きな影響を与えたといっても良い。水樹奈々エタブレだって、ハルヒの「God knows...」だって、あのアニサマですら、ネギまソングより後なのだから。それだけでも、その存在意義は充分すぎる。
私はこの声優たちに、8年間ネギま声優として居てくれたことに対して、ネギまファンとして深く感謝したいし、ここで一つの区切りを付けられたこと、これだけ沢山のクラスメイトが集まってくれたことは、とても感慨深い気持ちだ。
なんだか言っている事がわやくちゃだが、とにもかくにも、彼女達には、本当にお疲れ様でした、ありがとうございましたと、心の底から言いたい。
そして「この次」とかについては、いつか何か特別な事が起きた時に、けれども、きっと機会が巡ってくると思っているので、その時を気長に待つつもりだ。