明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。
昨年は、3月11日の震災があり、原発メルトダウンによって首都圏でも放射能の雨が降るという、なんともアリエナイ出来事が起きてしまった年でもある。2011宇宙の旅は地球の周囲に限定され、レプリカントも生まれないのに、悪いことばかりが現実になっている。
オタクの夢はSFだけれども、なんだかその夢が敗れ去っていくような、そんな喪失感に苛まされた年でもあった。
それでも、だからこそ夢のある作品が求められている気がする。ここ数年、今の世の、ゆったりした日常を描く作品が主流になっていたように思うけれども、それを払拭するような、瑞々しい勢いのある作品が生まれて欲しい。そして、世間を力づけるような事になるといいな、と思ったり。
明けない年が無い様に、フロンティアはどこかに必ずあるはずだ。