ネギま完結

早売り情報だけれども、情報は情報としてネタバレとかでは無いだろうから、書いても良いだろう。
あと4話で「ネギま!完結」、らしい。
魔法先生ネギま!最終回」とかではないあたりが、これを正しい表記とするならば、すぐ続編とかは想定されていないと考えてよいだろう。まあ、「拾遺話編」とかの可能性はあるかもしれないが、「来週からはネギまZを応援してね」とかにはならないと思われる。
実際の所、個人的な感想としては、「よく続いたな」というのが本心。やはり「ネギのお茶会」で赤松先生の言葉を聞いているから、常に終わりを意識していた。普段から、「ネギまは終らないよ」という態度を心がけて、「ネギまの終らない理由」とかを書き連ねてきたけれども、それは、先生への「おねだり」でもあった。
けれども、物語の流れを客観的に見てみると、この辺りが限界とも感じていた。ネギと明日菜の成長物語、クラスメイトとのラブコメネギま世界の大構造、どれをとってもこれ以上続けると、少し歪なものになってしまう。純粋にエンタメとしても、ネギまはキャラの魅力がラブコメを中心にしているので、やはり鮮度とかの問題も出てくる。これが隔月くらいの青年誌で続けるのであれば、いくらやっても良いだろうけれども、やはり読者の新規参入を見込む週刊誌作品としては、だらだら続けるのはダメな態度だろう。バトル物に振ったおかげで物語として勢いは出たけれども、その結果キャラ造詣の更新が遅れてしまったので、それが致命的だったとも言える。・・・まあ、今終わらせなくてはいけない理由についてつらつら書いても仕方が無いだろう。
で、完結を迎えるネギまについて感想を書きたいのだけれども、それはまた後日に。まだ最後まで読んでないしね。
今は非常に切ない展開になっているけれども、それは赤松先生のエンタメ演出として当然の展開だろう。きっと納得の行く最終回をこの後の展開で作ってくれると思われる。期待して、この後の、残り少ない話数を堪能していきたい。