MINORI CHIHARA LIVE 2012 "SUMMER CAMP 4" 河口湖ステラシアター

茅原実里ファンにとっての、正に年に一度のお祭り。それがサマキャンの存在意義だろう。
今となっては、茅原実里の他の正式ライブからファンになり、その音楽性を求めてライブに参加する人も居るだろうが、実際には、このサマキャンの存在意義は、そういった音楽性の追求から、少し「タガが外れて」居る。
このサマキャンは、言ってみればみのりんの遊び場だ。自身も言っているが、みのりんが始めてライブを「心の底から楽しい」と思えた場所。みのりんの「ライブ心の故郷」。だからこそ、彼女は毎年このステラシアターに「帰って」くる。そして、自身のライブへの喜びを再認識して、また新たな活動への足がかりにしている。そういった場所であり、ライブだ。
今年、みのりんにとって様々な困難が中々乗り越えられずに居た中で、「原点回帰」としてＤＦツアーを開催していたが、それはこのサマキャンにおいても同様だっただろう。今回のサマキャンのテーマは「原点回帰」だったのではないだろうか。
いかに、みのりん自身が楽しむか。その事が最大のテーマだったように思う。そうやって楽しむみのりんを見て、そんなみのりんだからこそファンも全力全霊をもって応援する。そんな実に良い雰囲気が会場を満たしていた。
今回、残念ながら初日しか参加できなかったが、天気もよく、高原の空気も実に爽やかで、最高のライブだった。
さて、次はさいたまスーパーアリーナか。がんばれみのりん。

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