NANA MIZUKI LIVE UNION 2012 SESSION 14 QVCマリンフィールド

前の会場を立ち去りがたくしていたら、少し遅れてしまった。
会場に着くと、場外でも中の音が結構クリアに聞こえてくる。それを聞いて、改めて「野外ライブ」であることを認識したり。こんな広い会場で野外ライブなんて、このゲリラ豪雨とかが頻繁に起きる御時勢にかなりの無茶をしたのだなあとか思ったり。だって、豪雪の日になることもある水樹奈々ライブだよ。危険すぎるw。
実際の所、直前までお湿りがあったようで、アリーナの床は雨水を吸ってヤバイ事に。ライブではしゃいで飛び跳ねていると、水が染み出してきて大変な事になってしまうw。
そんなこんなで、野外の醍醐味を色々楽しめるライブだった。そして、なにより「驚くべき」という形容詞が幾つもつくほど、エンターティメントに満ちたライブでもあった。
水樹奈々ライブは進化している。それは毎回充分認識している。だから、ある程度の進化は予想の範疇の内、そう思っていた。それに、今回はツアーライブだから、その延長線上のライブとして、それほど大きな変化は無いだろう、という甘い予想があった。
しかし、このライブは、そんな予想を超えてきたw。
やはり、一番の目玉は「帆船」だろう。毎回上映されていた「海賊としての前世」という厨二病設定からの「変身海賊美少女」というムービー。それに新たな展開が起き(言ってみれはスロットの確変w)、空飛ぶ帆船が登場する。
それまでは、現実では変身した水樹奈々が空を飛んで登場してきた・・・もしや、と思って振り向くと、そこには巨大な帆船が姿を現す。・・・はっきり言って、驚きすぎて笑ってしまった。この日の為だけに作ったのかYOw。
それだけではない。恒例のエタブレでは、当然観客はUO折りまくりの、最大戦力で臨んでいたのだろうけれども、それに対抗する舞台からは、高さ10mに及びそうな火炎放射が連発。いや、めちゃくちゃ熱いって。ヤバイだろそれ、風に煽られて方向変わったらマジ死ぬって感じ(おそらくそんな事はありませんw)。そんな炎に向かって、UO振りかざして飛びまくるなんて、少しキグルイしてるよなあ→自分w。
そして、最後の「とどめ」として、「星空と月と花火の下」を歌う最中、場外で実際の花火が連発。野球場の内側から見られるくらいだから、かなりデカイ花火だ。空も晴れて星がでていたので(月は確認できなかったが)、正に歌詞のとおり。水樹奈々のバラードでも最も彼女の声が良く響く曲だと思っていたので、これにはやられまくった。
いやあ、駄目だね。水樹奈々にはどうあがいても「屈服」させられてしまう。エンタメとしての努力と進化を惜しまない水樹奈々には脱帽せざるを得ない・・・という事を、いやというほど思い知らされたライブだった。

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