コミックマーケット83 東京ビッグサイト

コミケ同人誌即売会イベントなのだから、そこを廻らないと意味が無いというのに、今年もほぼ廻れず。やはり年末は厳しいね。家の用事とか色々あって。最終日が大晦日というのだけは勘弁して欲しいなあ。
なので、一応足を運んだのに、企業ブースしか廻っていない。それもほんの少しだけ。
企業ブースで楽しいのは、「売り切れ」の札を見て廻る事w。もはや物欲はどうでも良いので、皆が沢山の購買意欲を見せている様子を見るだけで、楽しい。なので、逆に閑古鳥が鳴いていて、売れ残りダンボールが積まれているブースを見ると、切なくなる。買ったげようか、とか思ったりw。
最近の傾向としては、紙物が結構売れること。設定資料集とか、ポスターとか。それって、昔はグッズとして認識されづらいのか、案外残っている事も多かったのだけれども、最近では真っ先に売れていって、以前の売れ筋だった抱き枕とか、CD、DVD系が案外鈍かったりする。まあ、同人誌でも、公式やら非公式やらの作り手同人誌が高額で取引されたりするので、そのあたりこそがオタク心をくすぐるという事が認知され始めたという事なのかもしれない。だから、下種なテンバイヤーとかが群がっているのかも。
そして今年大きく株を下げていたグッズが「タペストリー」。あれは駄目なんだよね。使い道が飾る事しかないのだけれども、ポスターに比べて良い点は壊れ辛いという事だけで、実際には、布地で色がどうしてもくすんで、飾った時の高揚感がめちゃ低い。実は、グッズとしてはいつの時代にも持て余し傾向なのに、何故か最近これを作る傾向があるのだけれども、全然魅力を感じない。お風呂ポスターも若干色がくすみ気味の上、張る場所を限定させるのがいま一つ。普通に紙ボスを売ればよいのにと思うのだけれども、原価が高級そうな方が差益を得やすいのだろう。売れなきゃ意味ないけどね。普通に、他の使い道のある抱き枕、シーツ系の方が良いだろうなあ。
後一つ面白かったのが、原作者のサイン付きデザインパネルとかが高額で売られていたこと。これって、「JコミFANディング」と似たような感じだよね。本来無料である作者サインとかを、特典としてではなく高額で売るという辺りが。
有る意味、とても上手い商売だけれども、結局これも一時的な商売だなあと感じたり。普通金出しても買えないからこそ、いざ手に入る時に高額にもなりえるというもので、金出しゃ買えると思ったら、価格も下がっていくだろう。
ともあれ、最近の売れ筋の動向とかが、あの場に居るだけで観察できるので、実に見ていて楽しい。企業ブースだけはどうしても足を運びたくなる。
同人誌については、後でアキバで手に入るのだけ補完しよう(^^;)