真田アサミ・アコースティックライブ〜ガレキニハナヲ〜 Live&Pub Shibuya gee−ge.

真田アサミのソロライブは、以前から行きたかった。しかし、チケットが取れなかったり、他に用事があったりで、気が付いたらまるで参加できていない。今回、アコースティクということで、少し特殊ながらもやっと参加することが出来た。
彼女については、基本的に声優のイメージの方が強いから、あまり歌のソロ活動を積極的にしてくれるというイメージを持っていなかった。なので、気が付いたらライブとかしていて、全く出遅れてしまったというのが本当だろう。
真田アサミのソロ歌というと、何故かサンシャインビルのミニライブを思い出す。あれは何年頃だったか、何故か彼女のソロステージがあり、とても狭い仮設のステージなのに、とても楽しそうに歌っているのをよく覚えている。
それから何年経っているのだろう。今回歌を聴いて、感心する。とても声の出し方が上手く、少し無理っぽい声とかも、果敢にチャレンジしていく。これはこちらの先入観かもしれないけれども、声優ならではの声の処理の上手さだと思う。
彼女の声の、魅力の基本は、少女の声だ。少し幼さまで含んだ、未分化な声。それが時に大人びて、時に女の子らしく変幻する。
しかし、決して完成してはいない。彼女のおおらかな性格からか、少しアバウトなところもあったり。しかし、その少しの危さが彼女の声の魅力を逆に引き立たせているともいえる。声優の歌とは、やはりその声の魅力にこそあると思っているので、こういった歌こそ、声優ライブで望んでるものだ。
オリジナルソングの新曲がありつつ(ギターの弾き語りも披露していた)、DUPの曲からけいおんEDカバー(Don't say "lazy"のアコースティックVer)まで、色々披露してくれた。途中で休憩を挟み曲数も少なめのまったりしたライブだったが、満足度はとても高かった。
9月にもまたライブをしてくれるという。出来たら行きたいものだ。

小さな翼

小さな翼