ミルキィホームズ ライブツアー 2013 〜おいでスペクタクル!〜 東京国際フォーラムホールA

ミルキィホームズの単独ライブは正月ぶり。正月ライブも少しバラエティ的な印象が強かったので、なんだか久しぶりに彼女たちの本気ライブに参加した印象がある。
気が付いてみればここはフォーラムなのだけれども、彼女たちがここまで来れるとは思ってもみなくて、なんだか感慨深い。彼女達を最初に見たのは多分アニサマだけれども、実質馴染みが深いのはTVKアニメまつりの彼女たち。その後も、結構気軽に見ることが出来るという認識があり、その分愛着も増していった。とは言え作品先行のユニットだからいつ失速してもおかしくないとも思ってもいたで、ここまできた彼女達を見れて普通に嬉しい。
ライブ自体は舞台演出に趣向を凝らした物語仕立て。ライブのボリュームも厚く、物語から生まれる起伏も上手く、飽きさせないとても良いライブだった。
ただ、これはツアーライブの欠点だと思うのだけれども、大舞台で舞台装置の魅力が減じていたのが惜しい。ステージの魅力の大半は、実は明度。ステージが「輝く」くらいの光源があるだけで、観客の幸福度は増すと思う。舞台装置にバリエーションを持たせるために、舞台装置に映像を映し込む演出をしていたのだけれども、あくまで反射光でしかないので、どうしても明度が低い。これは映像化も心配だ。明度によって解像度も違ってくるんだよね。
まあ、それはどうでもよいことか。今度はブシロードライブと合同で横アリ予定だとか。是非成功に向けて万全の体制で挑んで欲しいものだ。