TBSアニメフェスタ2013 文京シビックホール大ホール

ひとつ確認しておくことがあるとすると、TBSアニフェスってTBSが広報の為にやっているイベントで採算度外視なんだよね。元々は無料イベントだった。こんなにもゲストが沢山出て、アーティストの歌もあり、カタログすらペン付で配布してくれる。有料になったとはいえ、どう考えても儲ける為のイベントでは無い。だから、それに付き合う以上、内容は「主催者側のお任せ」であると考えている。そして、今年は結構まったり系だった。
やはり、最近大きなヒットが出てないのが大きいか。最初は趣味的な継続をしているイベントだったのが、ここ数年ひだまり、けいおんと、声優的にもイベント受けするコンテンツが増えて潤っていたように思う。それが共に終わってしまい、次を狙える作品を持ってこれていない。ローゼンメイデンとかC3部とか俺ガイルとかは声優的には豪華だけれども、声優イベント的な仕掛けが無いし。C3部と雪結の歌の披露がないのには、まあ予想済みではあったけれどもザンネンとしか。恋愛ラボは次が狙えそうなのになぜ持ってこれなかったんだろうとか、キルミーベイベーを軽く見過ぎているとか。
やはり、これだけ短い時間で声優トークをするならば、ゲーム的なものより物語に突っ込んだトークを期待したい。フォトカノだけは信長君がいる安心感から面白いトークになっていたけれども、あんな感じに。やはりタレント性は重要と言う事か。
イベント一番の肝はおそらく「アウトブレイク・カンパニー」だったかな。けれども、ここでもキャスト発表までで声優の歌とかは無し。「境界の彼方」でも茅原実里が主題歌という発表はあったけれども、ビデオレターだった。
声優の歌を切望した矢先にアイマスがあって少し救われたけれども、ここのところ三人切り売りが多いのが残念。アイマス声優は出来るだけ揃っていて欲しいもの。
うむむ、やはり少し愚痴っぽくなっちゃったかな。最近、声優イベントがどこでも大盛況の様で、それに伴いオファーも難しくなってきているのかも。しかし、考えてみると本当に、声優的な次の世代、次の仕掛けと言ったものが全く無い、披露されないTBSアニフェスなんて久しぶりだ。
色々世の中変わってきていると言う事か。