怪し会6 もっとい不動

さて、この日はどうやらプラチナチケットとなっているアニサマ2013最終日、なのだがそれを差し置いても出向くべき場所がある。なんといっても、能登麻美子の怪談が聞けるのだ。こればかりはどうにか1回だけでも聞きたい。
清水愛の役どころは同じ。さすがこなれて上手くなってる。
そして、ドキドキして待っていた「桜の墓」では、やはり能登麻美子がヒロインだった。心の中でガッツポーズ。
まあ、能登麻美子の場合、声の質が違う。ふと気を許すと人間の声を超えている。可聴音を超えたものでもあるから、こういった小さな空間で、間近で、生に近い状況で聞くと、その違いは特に際立つ。
演技そのものは前回と少し違っていた。より少女っぽく少しあっさり目。前回の半分本物かというよりも衝撃は薄いが、それでも魅力はたっぷりあった。
万難を排して参加した甲斐は十分あった。他の公演も聞きたかったところだが、そこまでがっつくのも迷惑というものだろう。十分満足し、早々に退散してアニサマに向かう。