UQ HOLDER! 第1話

読んだよ。これはまた、毎週マガジンを購入する日々が始まるのかな(嬉々)。
あからさまにエヴァが出て、クラスメイトも出て、ネギまと物語世界が続いている事を示している。
しかし、時代はずっと下っている。時は2086年。おそらくネギま最終回時より75年後だ。クラスメイト達は生きていれば100歳近いはずで、普通なら死んでる方が多いだろう。ネギまのキャラを愛していた者としては切ないところだけれども「世界が」生きて続いていると言う事自体は大いに喜びたいところだ。
結構疑問となる点も多い。ネギまでは魔法の公開は最終回の2年後とされていたのだけれども、ここでは2076年頃らしい。これはつまり、魔法の公開が世間に悪影響を及ぼしかねないという説もあったから、公開が延期されたと言う事なのだろう。ぶっちゃけ戦争に成りかねないネタだから、非公開で調整できていればその方が良かったに違いない。
そして、100年かかるかもと言われていたテラフォーミングも既に済んでいるのだろうか。軌道エレベーターはクラスメイト達の結構若いころから稼働していたようだが、金出せば乗れるというのは、政府や工事関係者では無く一般の行き来が可能になったと言う事を意味しているかもしれない。テラフォーミングが完了し、軌道エレベータも解放され、星間の行き来が出来るようになったのが10年前で、それに合わせて魔法の公開となったとか。
ネギについては、これは何とでも言えそうだ。一番可能性が高いのが、近衛木乃香の血筋を不老不死のネギが見守っていたというパターン。死んだ近衛夫妻とネギの血は繋がっていないが、ネギと刀太はなにがしかの関係があるとか。大魔法使いの血族である近衛家(?)がこんな辺鄙なところに居たという事も少し気になるところだ。イメージ的には、あの冬の日の村の襲撃に近い。
英雄にゆかりのある村が襲われ家族が殺される。しかし、その場に力ある者が現れた事により主人公は助かる。注目点は、襲われたのがその村に匿われていた刀太かもしれないということ。そして、ネギまとの比較として、ナギの代わりにエヴァが主人公を助けているということ。
となると、やはり最大の注目はエヴァの存在だろう。UQとは、特にひねりも無く「悠久」らしい。「UQ HOLDER」も、エヴァ達吸血鬼など、不死者を意味しているようだ。この物語自体が「不死者の生き様」を描くものになりそうな感じだ。
実は、このエヴァが物語のキーになるという構成こそが、私にとってとても嬉しかったりする。
というのも、ネギまで描かれていない設定の中でも最も大きな設定にエヴァが大きく絡むと思っていたから。これについては語ると長くなるし、かなり荒唐無稽な展開を創造しているので恥ずかしくて書け無いのだけれども、もしかしたらその展開の目が出てきていて、個人的に実に嬉しい。(何を言っているか分からないね。)
少なくとも、エヴァという不死者の幸福な人生こそが物語のテーマになりそうで、大きに期待したいところだ。