Anisong Ichiban‼ presented by HoriPro AKIBAカルチャーズ劇場

もちろん、こちらにも参加。このライブも二回目となり、出演者も慣れた雰囲気が出てきていた。
前回は初回と言う事もあり、各出演者が自分の一番と言えるものを持ってきた印象があったけれども、今回は徐々に平常運転に移行している感じで、つまりは正にアニソンライブとしてカバーが多かった印象がある。そりゃまだ新人だし、自身の持ち歌すら数えるくらいなのだから当然なのだけれど。
けど、少し残念。ただのアニソンカバーを歌うということは、声優としての存在では無く、歌手としての存在となってしまうということ。単なるアニソンカバーライブにだけはしないで欲しいものだ。
ではどうすれば良いかと言えば、実は声優として歌う方法はいくらでもある。
まず自身の「一番ソング」は何度でも歌ってよいし、そうすることで定番ソングとして定着する。二・三曲をローテーションしても良い。
そして、一番喜ばれるのは、出演作の関連ソングをカバーすること。やはりあずあずの「ダイヤモンドハッピー」は誰もが聴きたいはず。
まあ、まだ出演作の関連ソングすら有名なものが無い新人さんもいるので、全てこういった構成には出来ないだろうけれども、そういった真っ新な新人にはただ自身の個性を出すだけでよいので求めはしない。出来る事が出来ていないということが残念。
声優はキャラや作品と繋がる事で、より魅力が増す。声優ライブもそういった魅力を一番に考えて欲しいもの。
出演者全員が能力が有り、ライブ自体はとても楽しいものなので、あえてこういったことを口にしたくなってしまう。