2013年、アニメ・声優イベント参加を思い返す。

年末は家から離れる事が出来ず、結構暇なのにコミケにも行けないという生殺し状態。なので、暇を持て余して今年のオタク活動を振り返ったり。
それにしても、今年は本当にイベントが目白押しだった。こんな状況は、今まででもなかっただろう。アニメ系イベントの集計を公的?にしているところはないだろうからわからないけれども、だらけたクソイベンターの肌感覚としても異常な程の数だったように思う。
個人的に忙しくて数を減らしたいと思っていたのだけれども、今までの感覚で「これだけは外せない」と思えるイベントを無理にこなしている内に、今までとまるで変わらないイベント参加数になっていたり。このブログのイベント記録を見ただけでも(書き漏らしているものもある)、ゆうに130を超えている。馬鹿だろ、これ。
しかし、記録を見返してみると、本当に重要と思えるイベントが多かった。
まずはアニメ作品のイベントがべらぼうに増えた。「魅力的な声優を抱えたアニメやる以上はイベントやるべき、キャラソンとか生で披露すべき」というのがクソイベンターの私の持論なのだけれども、それでもあまりの数の多さに、どうしても参加しきれていない。毎週イベントがあって、それも月に一度くらいはイベント特異点ともいうべきイベントが重なる日があって、オスプレイを移動に使っても回れないレベルw。その多くはキャストのトークとゲームと生アテレコとOPEDライブという定番構成(w)だったりするのだけれども、これだけ数が多いと突然変異とも言うべき、凄いイベントも生まれてくる。「俺妹」のミュージカルとかは正にそんな感じ。
それに、元々ライブを意識した作品も最近のトレンドで、そうなると何回ものイベントが想定されていたりするもので、そのトレンドが継続するほどその数は雪だるま式に増えていく。「アイマス」とか「ゆるゆり」とか「ラブライブ」とか「ミルキィホームズ」とか。今や「ストパン」もその中に入るだろうし、「シンフォギア」「アルペジオ」もこれから仲間入りをしそう。「ひだまつり」は、あれが最後だったのだろうけど。
作品単体ではなく、フェス的なイベントも多かった。「ハヤテ×神のみ」とか「P.A.WORKSフェス」とか「TYPE-MOON Fes」とか。嬉しいものでは、「おねがいシリーズ」の10周年イベントもあったり。これらは、より長期間の集大成イベントという意味もあるからプレミアム度も高いイベントにもなっていただろう。
そして、声優のデビューも多い年だったので、そのイベント、ライブも目白押しだった。今まで長年活動している声優の活躍はそのままなのに、ここにきて、今まで活動が希薄だった中堅声優のデビューから、新人アイドル的な声優の活躍も目立ってきたものだから、その層の厚さたるや世代的に二回り近い。ここまで来ると、例えばシングル発売記念の店舗イベントとか、全てのイベントを網羅するのは至難の業、というか不可能事といえるだろう。
もちろん、アニソンのフェスも大盛況だ。いまや「アニサマ」は誰もが知っているアニメイベントに成長しているし、その後を「アニミュ」と「リスアニ」も追い掛けている。「紅白」もかな。声優という希少アイドルを入れないのであれば、細かいところでいくつもの開催がある。
クソイベンターにとっては、今までに希望していた状況とも言え、正に「嬉しい悲鳴」と言うべきなのだろうけれども、ここまで来ると流石にしんどいw。イベントを打つという行為自体が、作品への関心を惹くためのものだろうから、逆に言えば他の作品を出し抜くという意味もあるだろうし、イベント同志の「ぶつけ合い」という意図も見え隠れしてくる。既に状況は消耗戦の域に達しているのではないかとも思えたり。
これからは、より数を増やして過当競争が苛烈を極めるのか、もしくはより密度の濃いイベントだけが残っていくのか。基本的に「みんな大好き」なミーハーオタクとしては、イベントに参加しきれない状況を少し寂しく感じるとともに、それだけの需要を満たしている今のこの業界自体を頼もしく、嬉しくも思っている。今しばらくは、このような乱痴気騒ぎが続いていって欲しいものだ。
来年も良いイベントに出会えますように。