THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE HAPPY☆PERFORM@NCE!!

どうせライブビューだからとのんびり着いたら、中から全力のコールと共にころあずの歌声が。どうやら運営が気をきかせてCDかけてくれていたらしい。着いたらクライマックスだったよ(^^;)。
因みに、次の日にはころあずはなんとか参加したようだ。個人的には非常に悔しいところだけれども、彼女の回復は何よりも嬉しくある。それが彼女の次の第一歩になってくれるよう願うばかりだ。それにしても、昔から私には誰かを気にかけ始めるとその人に会うのに障害が発生するという「呪い」がかかっているようだ(^^;)。ゆっくり付き合っていくしかないなw。
ともあれ、気を取り直してライブには集中。なんといっても、このライブはアイドル声優界の次の世代を占うと言って良いほどの、ものすごい顔ぶれだし。
実際のところ、最近のモバイルゲームの声優業界の勢いが凄くて、興味が尽きない。
やはりアイドル声優はその声優としての実績がまず第一なはずで、それはやはりTVアニメの実績なのだろうけれども、そこは実際にはとても狭き門。有力事務所に所属していて、才能がピカイチで、運が良くて、初めてごく一握りが日の目を見る世界だ。そこから漏れても、才能のある人はある程度の経験を積んで、地道に知名度を上げて、人気を勝ち得て行くものだろうけれども、どうしたって出遅れることになる。特にアニオタは保守的だから、ぽっと出にはまず厳しい目を向けがちで、アイドル声優は25歳からなんて認識が有るとか無いとかw。
しかし、世間的にはアイドル声優業界は注目されていて、新期企業がどんどん参入してきてこぞって新人を育成しているから、才能の有る若手の声優が実は沢山存在している。また受け手の方も古いアイドル声優の価値観が若干薄れてきていて、若くて勢いのある声優を受け入れることにそれほど抵抗が無い。もちろん演技が第一だからそこを壊されるのは厳しいだろうけれども、演技の良し悪しはアイドル優先で見るとある程度受け入れられるのは昔からよく有ること。
つまり、送り手も受け手も状況は整っているのだけれども、あとはそれを繋ぐプラットホームが必要。つまりアイドル声優をどこで活躍させるかということ。
それが正にこのミリマスだったりデレマスだったりの、そのものずばりのモバイルゲームのアイドルコンテンツ。ここで注目されれば、その人気を足掛かりに有力TVアニメとかにも出演していくことも有りえるかもしれない…なんて思うほどこの界隈のアイドル声優が熱い。
ともあれ、特にこのミリマスのキャストについては、新規参入企業の最新鋭機品評会という雰囲気が強い。声優事務所系は数えるくらいで、後はソニーホリプロハロプロとか。もう、味の素スタジアムなんかよりよっぽど複雑で熱い戦いだと思える。
まずは、山崎はるか諏訪彩花。ぴょんきちは実はバーチャルアイドル歴も長い実力者としてセンターをしっかり務めているけれども、リドルで鮮烈デビュー(TVとしてはそうなるよね)したすわちゃんはここでも非常に雰囲気のあるステージを作っていて素晴らしかった。この人なんか正にミリマスの影響で最近活躍の場が広がってきているのではないかと思えてしまう。どうなのだろう。
大関英里は少し控えめなところがあるのが従来のアイドル声優の雰囲気。しかし、歌い始めるとやはりスペックは高いんだよなあ。
木戸衣吹Machico。声の強さと言えばまず木戸ちゃん。そのくらいの破壊力がある。Machicoもアーティストとしての実力をキャラ再現に転嫁する力量が素晴らしい。…ここにころあずが居ればと思わずにはいられないけれども、もう云わないででおこう。
伊藤美来はその容姿が特にアイドル的でライブビューでもよくカメラ抜かれていたなあ。その上でそのキャラ声も強くて魅力的。
愛美は、もう貫禄だよね。一人ギター下げて出てきて、迫力のあるステージを作る。彼女にとって、観客はある意味戦うべき相手じゃないかと思っているのだけれども、それでも腐らずこうして頑張っている姿は感動的。
渡部優衣は、大阪人として軽妙なトークと愛らしさでその個性をアピール。見ているだけで楽しくさせてくれる。愛美と彼女は次の日にも見る事になったりw。
そして、夏川椎菜麻倉もも。やばい、やはりスペック高い。なんすは安定した声の良さとトークと歌唱力。なんだかベテランの貫禄があるんですけどw。彼女が芸歴15年とか言っても普通に信じられそうな感じ。そして、逆に天然系のもちょは、しかしやはりスペックは滅茶高くて、柔らかい雰囲気で脳みそ蕩けるトークをするは、カッコイイダンサブルステージはこなすは、と個人的にはこの日一番印象に残ったかも。
こうして才能のある新人が日の目を見る機会があるのは、やはり嬉しいし、ありがたい事だ。この流れは、今後この業界の雰囲気そのものを変えていく端緒になるような気がするなあ。非常に刺激的なイベントだった。

↑このCDの付録BD映像は、今絶対見ておくべきものだと思う。