「エスカ&ロジーのアトリエ」オリジナルサウンドトラック ニコ生放送 ポニーキャニオン1F イベントスペース

これもぽにきゃんか。エスカ&ロジーは今期の中でも地味目に楽しんでいるアニメ。派手さは無いが物語構成の的確さと雰囲気の良さでお気に入りの作品だ。最後は駆け足になってしまったのが少し残念だったけど、それも作品愛によるものかと思えば、決して悪い印象では無い。
そんなだから、この作品のイベントには何か参加したいと思っていた。内容がニコ生放送とか少しイベントとしての魅力に欠けるかなと思っていたのだけれども、何より、この作品はりえしょんの記念すべき主役作と言える。少し無理してでも参加すべきと思い直す。後でその日の最終話放映を一緒に見るイベントでもあるという事を知ったり。
村川梨衣については、ビビットのイベントの時に初めて見て、その強烈なキャラクター性を見せつけられた。アイドル声優におけるキャラクター性はとても大切なものだと思うので、そんな個性を持った彼女にはぜひ活躍して欲しいと思っている。
そして、このイベントでもりえしょんはりえしょんだった。最初から最後までハイテンション。それをニコ生の限られた時間の中でやり通す。彼女が本気なのかキャラなのかは問題ではない。常にりえしょんはりえしょんとして有り続けているのだから、それは本物なのだろう。
最終回の上映も感動的なモノだった。最後の挨拶の時、感動で涙する他のキャスト達は、素直にそんな自分の立場を的確に言葉にする。
しかし、りえしょんはどうなのか。真面目な事を言えば感動がより高まるかもしれない。ところが、その感動を形にすると真面目な言葉になるとき、りえしょんは言葉に出来ない。ただただ絶句するりえしょん。その存在のまま有りつづける。その事が逆に感動を誘った。
目的の村川梨衣という存在についてより興味を持つことが出来、有意義なイベントだった。