ヤマノススメセカンドシーズン登頂記念パーティ 飯能市市民会館

ヤマノススメについては、5分アニメであった前シーズンから思い入れが深い。
メインキャストがゆかちとあすみん。この二人についてはGGFの最後を看取った者として元々思い入れが深いし、実際に二人の気心の知れた仲による演技は、それだけでも価値がある。その上で、それをサポートするのがひよっちと唯ちゃんというRO-KYU-BU!チームに儀武ちゃんのたまゆらチームという、これまた気心の知れたキャスト陣。このクロストライアングルのキャストの魅力には到底抗えないというものだ。
そして、その地域密着型の展開。決して大きな作品と言えないのだけれども、聖地となる地とのコラボなどにとても熱心で、今回のようなイベント開催も地域ぐるみで盛り上げてくれている。特急ヤマノススメ号も良かったが、何より駅に着いた時からファンを迎え入れていると感じさせるほど雰囲気が良い。言ってみれば、駅に着いた時から(「ヤマノススメ号」に乗るならば電車に乗る前から)その街に居る間中アニメ世界に居る気分にさせてくれる。コラボ企画をしてくれている聖地認定店舗などを冷やかしながら町中を散策できる。
ホール会場におけるイベントも良いモノだけれども、それ以上にこの街にいる事自体がイベントとも言える。これ程までに濃いアニメの雰囲気を感じさせてくれるイベントは他にそうは無いだろう。
ちなみに、今回はヤマノススメ号に乗った関係で開演まで少し時間があり、ここなちゃんが紹介していたあけぼの子どもの森公園に向かったり。時間が足り無くてここなちゃんの足取りを追えなかったのは残念だが、目的地であった公園内のこども図書館までは辿り着けた。キャラが何を思いここに訪れたのかとか空想したりして、本当に楽しい体験だった。
イベント自体は前回同様気心の知れたキャスト陣によるトークがメイン。特に今回は儀武ちゃんがMCなものだから余計に安心できる。ゲームではストラックアウトをしたり、ケーキを作ったり。
ストラックアウトではあすみんの運動音痴ぶりが発揮されたりひよっちが元ソフト部で余裕を見せたり。ケーキ作りではゆかちの猛烈なセンスが凄かったり。そしてその両方で活躍したのは、やはりというべきか万能超人の唯ちゃん。ここなを彷彿とさせる活躍だった。
もちろん生ドラマの実演もあったり、その上で今回はOP・EDも増えてライブコーナーも充実。
いや正に、これこそアニメファンを幸福にさせてくれるイベントであり企画だ。大いに堪能した。
原作も続いている事だし、スタッフも続けるつもりまんまんらしい。(実際にイベント終わりには3期に向けてそのようなコメントが出てた。)
今後の展開も大いに熱望する作品だ。

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